フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

6月5日(火) 曇り

2012-06-06 01:36:40 | Weblog

  8時、起床。梅雨模様の曇り空。いよいよ梅雨入り化。赤飯、卵焼き、蒲鉾、冷麦茶の朝食。赤飯は母が孫の内定祝いに炊いてくれたもの。目出度いからというだけではなくて、そもそも息子は赤飯が大好物なのである。

  午前中は授業の準備。

  11時過ぎに家を出て、大学へ。修理したばかりのデジカメを携帯したのはよいが、SDカードと充電中の電池を入れてくるのを忘れたため、大学で写真が撮れなかった。

  昼休みの時間、演習「個人化の社会学」の来週の発表グループの事前相談。ずいぶんと準備が進んでいる。グループの発表の順番は早い時期に決まっているのだが、間近にならないと準備を始めないところが多い中で、感心なことである。

  3限は必修基礎演習。5番目の班の発表。

  4限は演習「個人化の社会学」。本田由紀『学校の「気分」』(岩波書店、2011)を指定文献としたグループ発表。60分でピタリと発表が終わったので、ディスカッションの時間をきちんととることができた。

  『学校の「気分」』で紹介されている神奈川県の公立中学の2年生を対象とした調査結果の中で、びっくりしたのは、男子生徒の約9割が自分のことを「オレ」、女子生徒の約7割が自分ことを「ウチ」と呼んでいることであった。知らなかった。彼らの一人称的世界がそんなふうになっていたなんて。「君たちもそうだった?」と学生たちに尋ねたら「そうでした」とのこと。自分が中学生の頃は、「ボク」と「ワタシ」だったように記憶しているが、記憶違いだろうか。でも、女子生徒に関しては、少なくとも「ウチ」はなかったと思う。いつから「ウチ」が台頭してきたのだろう。

  「maruharu」に食事をとりに出る。オレンジゼリー&杏仁豆腐を最初に食べてから、ホットドッグとコーラ。私はここでコーラをよく注文する。寒い時期はスープなのだが、この時期は冷たいものが飲みたい。アイスコーヒーとかアイスティーでもいいのだが、ホットドッグとコーラは相性がいいような気がする。50年代アメリカの青春という感じがする。

  夜間当番なので、7限の終わりまで教務室で仕事をして、大学を出る。

  蒲田の「松屋」で厚切りチキングリル定食を注文。サラダと味噌汁とご飯がついて580円なり。

  11時、帰宅。ひさしぶりでチュンの写真を撮ってアップする。しばらく毛が抜けていたので、写真に撮れなかったのである。