フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

6月16日(土) 小雨

2012-06-17 01:53:22 | Weblog

  7時、起床。休日なのになぜか早起き。朝食前に昨日購入した坂野潤二『日本近代史』(ちくま新書)を少し読む。寝起きの頭のラジオ体操みたいな感じでちょうどいい。

  「どのような革命も、「体制内改革派」と「体制外改革派」の一時的な提携なしには成功しない。もちろん、革命前にも革命後にも、この二つの改革派は提携するよりも対立することの方が多い。しかし、両派が同じ目標に向かって進んでいると誤解することないしには、革命は成就しない。/日本近代史上で成功した革命は、明治維新以外にはない。「革命」の象徴は一八六八年一月(慶応三年一二月)の王政復古であるが、その視点は、一八五八〈安政五)年の大老井伊直弼による「安政の大獄」、さらにはそれに先立つ「安政の改革」にあった。そしてその時以降「王政復古」にいたる一〇年余の変革期を通じて、「体制内改革派」と「体制外改革派」は、激しく対立しながら「改革」の主導権を競ってきた。日本近代史では前者を「公武合体派」、後者を「尊皇攘夷派」と呼んできた。」(21頁)

  親子丼の具、パン、牛乳の朝食。

  午前中は授業の(来週の)授業の準備。

  昼食は焼きそば。それを食べてから散歩に出る。玄関先に野良猫の「なつ」がいた。

  小雨の中を駅の方へ散歩。 


  テアトル蒲田で上映中の『外事警察』を観ようかと思ったのだが、次の上映まで2時間近くあるので、「シャノアール」で本を読んだり日誌を付けたりしていたら、眠くなってきてしまった。一週間の疲れだろうか。いや、早起きしたせいだろう。帰宅して、昼寝をすることにした。

   玄関先に「なつ」がまだいた。お腹が減っているのかもしれない。妻にそういうと、何か食べものをやりにいった。「夢中で食べてたわ」とのこと。やっぱりお腹が減ったいたのか。

  夜、「出没!アド街っく天国」〈浅草田原町)を見てから、授業の準備。土日に粗方すませておくと、週日が楽である。前日の夜の授業の準備のために寝不足のまま授業に臨むというパターンは避けたい。

  私がパソコンのキーボードをカタカタやっている傍らで、チュンが私のジャケットの上で仰向けのまま寝てしまった。お腹が冷えないようにティッシュをかけてやる。