フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

6月21日(木) 曇り一時小雨

2012-06-22 08:16:10 | Weblog

  7時、起床。ハムサンドと牛乳の朝食。(今日は画像ソフトの不調で朝食の写真はありません)

  午前中にチュンを田園調布の「小鳥の病院」へ連れて行く。定期的な検診である。ビタミン剤とヨード液、エサ(オリジナルフォーミュラー)をもらい、爪を切ってもらう。以前、来院したときに取材にきていた毎日新聞の記者が撮ったチュンの写真(新聞に掲載されたのだろうか?)をちょうだいする。

  昼から大学へ。3限は大学院の演習。今日の指定文献は文芸評論家の磯田光一が書いた「ある感情革命―佐藤春夫『都会の憂鬱』について」と、劇作家の山崎正和が書いた『不機嫌の時代』の中の「不機嫌の自覚―志賀直哉」。明治の終わりから大正にかけての時代というのは私には面白い。現代に通じるさまざなま現象がそこで生まれているからだ。今日は「憂鬱」や「不機嫌」という感情の発生あるいは意味づけ(自覚)について考察した論文を読んだ。著者は2人とも社会学者ではないが、社会学的な素養のある人である。あとは読み手であるわれわれがそれを社会学的に変換しながら読めばよいのである。

  遅い昼食は「早稲田軒」で。天津麺を注文。ときどき思い出したように食べたくなる。食後のコーヒーは「シャノアール」で。

  6限は講義「日常生活の社会学」。授業を始めた途端に、教室内に雀が一羽迷い込んできた。外に出ようとして出口を探すのだが、わからないようで、あちこち飛び回っている。こっちも気が散るので、3箇所ある出入り口のドアを全部開けて脱出しやすようにした。すぐには出口が分からなかったようだが、いつの間にかいなくなっていた。

  授業を終え、8時に大学を出る。

  帰宅の途中、丸の内の「神戸家レストラン」で30%オフのサンドウィッチ(真鯛のフライ、桜島鶏の唐揚げ)を購入。帰宅してから食べる。

  『カエルの王女さま』(最終回)を録画で観る。ミュージカル風のフィナーレ。このドラマでは毎回、歌と踊りが楽しめた。