8時、起床。今日はいい天気。チンジャオロースー、オレンジマーマレード、パン、牛乳の朝食。
昼前に家を出て、大学へ。出がけに母が、「レバニラ炒めを作ったから食べていかないか」という。その時間はなく、また、朝食を食べてから2時間ほどしか経っていないからお腹も減っていない。「いや、いいから」と断ると、途端に母の機嫌が悪くなった。「せっかく作ったのに」と。そう言われても・・・。大手町のホームで地下鉄を待っているときに、母に電話をして、「今夜、帰ってから食べるから、とっておいて」と言う。これで機嫌もいくらかは回復するだろう。
3限は大学院の演習。私の研究室は陽が差し込まないせいで、冬は寒く、夏は涼しい。今日あたりの暑さであれば、冷房を入れなくてちょうどいい。
昼食をは「メーヤウ」のキーマカリー(+ラッシー)。
6限の講義で使う予定のパワポのスライドのファイルをUSBに入れてくるのを忘れた。自宅に妻がいればメール添付で送ってもらえるのだが、生憎今日は妻は出かけている。母は家にいるが、PCに一度も触ったことのない母に電話でPCの操作を教えるのは、ラクダが針の穴を通るより難しいだろう。スライドを印刷したものは手元にあるので、26枚のスライドを一から作るという手もないわけでないが、それに要する時間を考えたら自宅に取りに帰った方がいい。往復で2時間。一から作るのと大して時間は変わらないだろうし、電車の中で他の仕事ができることを考えたら、そのほうが合理的だ。念のために、地下鉄に乗る前に、妻のケータイに電話をいれる。電波の届かない場所にいるか、電源が入っておりませんとのこと。一応、「いまどこ?」とメールを入れておく。帰宅し、ファイルをUSBにコピーし、再び家を出る。大学に戻る電車の中で妻からのメールが届く。いま、横浜にいて、映画を見終わって、これから帰るところだという。ああ、そういえば、「スペック」というTVドラマの劇場版を見たいと言っていたことを思い出す。
「面白かった?」
「あい」(「はい」の打ち間違えか?)
「それはよかった」
「何か用があったの?」
「メール添付で送ってもらいたいファイルがあったんだ」
「残念だったね」
「おばあちゃんにやってもらった」
メールのやりとりはこれで終った。本当におばあちゃんにやってもらったと思ったのだろうか?
現代人間論系の助手のAさんから彼女の実家の近くで売っている東京スカイスカイツリーを模した人形焼(?)をちょうだいする。ほどよい甘さで、なかなかの美味。観光客に人気というのもうなづけるが、形状はどうみてもスカイツリーではない。古代中国の皇帝の墓から掘り出された人形のように見える。
6限は講義「日常生活の社会学」。パワポの資料を使って授業をする。
教務室で雑用を片付けて、9時頃大学を出る。
帰宅の途中で近所のコンビニでガリガリ君を2本と「東京スカイツリーアイスバー」1本を購入。レジにもっていくと「1250円です」と言われる。「えっ?」。ガリガリ君は1本60円である。「東京スカイツリーアイスバー」ってそんなに高いのか!しかし、これはレジの人がカウンターに置いた私の本も購入商品だと思ってバーコード入力してしまったためと判明。びっくした。
10時、帰宅。風呂を浴びてから、「東京スカイツリーアイスバー」を食べる。どうみても東京スカイツリーには見えない。ただの二等辺三角形である。むしろ東京タワーに近い。これは要するに「BIGスイカバー」の型を使って、色と味を変えただけの商品である。機を見るに敏というべきか。でも、人形焼もそうだが、東京スカイツリーの形状を模すのはなかなか難しいと思う。無理なくできそうな商品ってなんだろう。そうだ、東京スカイツリー・シャープペンシルなんてどうだろう。もしかしたらもう出ているのかもしれないが。
母が作ったニラレバ炒めで夕食。録画しておいた『カエルの王女さま』(第9話)を観る。