フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

6月18日(月) 曇り

2012-06-19 00:19:27 | Weblog

  8時半、起床。赤飯、卵焼き、茄子の味噌汁、冷麦茶の朝食。

  今日はとくに大学に出る用事はない。午前中は書斎で授業の準備やレビューシートのチェック。いまのところ基礎講義のレビューシートには全部返信を出している。「拝見しました」という挨拶程度の内容だが、質問が含まれていれば、手短に答える。「返信をいただいてびっくりしました」という返信の返信をもらうこともある。コースナビというシステム、一方向的に使うこともできれば、双方向的に使うこともできる。いや、普通の教室の授業だって、一方向的にやることもできれば、双方向的にやることもできる。要は教員の工夫しだいだろう。

  午後、散歩に出る。購入したばかりのデジカメ(リコーCX6)の使い勝手を試すため、歩きながらのスナップショット(実際は立ち止まって撮ることの方が多いが)。確かにオート・フォーカス合焦時間はCX5より心持ち短くなったような気がする。駅前を過ぎて、環八を越えて、新蒲田の方まで歩く。


少し左に行くと「鈴文」がある


以前、「南蛮カレー」のあった場所 左の道は「くいだおれ横丁」


東急の駅の下をくぐる


環八の陸橋の下をくぐる


機械のある風景


標語のある風景

   「いつも心に太陽を!」とある卒業生へのメールの末尾に書いた。『いつも心に太陽を』は中学生のときに観た映画のタイトルである。シドニー・ポワチエが教師の役で主演していた。原題はSir,with love. (先生へ、愛を込めて)である。生徒役で出ていたルルが歌った同名の曲は、その年(1967)の年間ヒットチャートの1位になった。

  西蒲田駅前公園の方へ戻る。


西蒲田駅前公園の紫陽花


マクロで撮ってみる


よう、よう。


老人と野球少年の午後

  「いつも心に太陽を!」の別バージョンで、これは私が考えたのだが、「いつも心に満月を!」というのがある。満月というのはけっこう明るいのである。いつだったか、田舎へ行って、夜、満天の星空を観ようとしたら、満月の光で等級の低い星はかき消されて見えなかったことがある。満月はただ明るいというだけでなく、不思議なパワーをもっている。昼間は「いつも心に太陽を!」、夜間、残業のときは、「いつも心に満月を!」というのがよいのではないだろうか。 

  東急線の踏み切りを越えて西口駅前の商店街へ。


踏み切りを渡りながら、ひとつ隣の踏切を渡る人をズームで撮ってみる。


サンライズ商店街


横に並んで歩く男たち


化粧品屋さんの前で交錯する人生

  道に迷ったときは、「いつも心にポラリスを!」。 

  だいぶ歩いてお腹も減ってきたので、「魚勝」という食堂に入る。ここは以前は魚屋さんで、売り場の奥でランチの営業もやっていたのだが、今日見たら、魚屋さんは止めて食堂に専念するようになったようである。海鮮丼を食べる。アサリの味噌汁と鯵のフライ)(一切れ)と卵焼き(一切れ)とお新香が付いて950円なり。夜は居酒屋になるようだ。


魚屋さんの面影が残っている


「たかはし」よりも少し高いか


見た目は地味だがいろいろな種類のネタが入っていて楽しめる

  あのケンシローは「いつも心に北斗七星を!」をモットーとしている(たぶん)。 

  食後のコーヒーは「テラス・ドルチェ」で。新しい機能である「ブリーチ・バイパス」を使って撮ってみる。これは白黒写真ではなく、彩度を抑えてコントラストを強調した写真である。これは面白い。外でも撮ってみる。


サイホンで淹れたコーヒーは美味しい


日射しの中へ


サンロード商店街


ワンちゃんと目が合う

   雨が好きという人はいても、梅雨が好きという人はめったにいない。でも、梅雨が明ければ夏本番である。夏が好きという人は多い。とくに私の周りには多い(若者はたいてい夏が好きである)。明けない夜がないように、明けない梅雨もない。梅雨来たりなば夏遠からじ。 

  駅前のディスカウントチケットの店で『外事警察』のチケットを購入して(今度の週末に見よう)、家路をたどる。


たくさんのまなざし


早くも夏バテか


月曜日は古本屋の店頭にも『ジャンプ』が積まれる


風にはためくと相武紗季さんの顔がゆがむ


生活の片隅

   コンビニでアイスクリーム(「爽」)を購入して、帰宅。

   いよいよ梅雨本番とか。いつも心に太陽を!