フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

6月9日(土) 小雨

2012-06-10 01:47:32 | Weblog

  9時半、起床。小雨が降っている。東京は今日から梅雨入りとのこと。

  午後、傘を差して散歩に出る。「天味」で昼食。上天ぷら定食+かき揚げを注文。ちなみに朝食は抜いている。昼食に「天味」の天ぷらや「鈴文」のとんかつを食べようと決めているときはそうすることが多い。美味しいものを美味しく食べるためである。


味噌汁の具は蜆


最初の海老は塩で


塩はアンデスの岩塩


キスは天つゆで ふっくらとして美味しい


穴子は半分は塩、半分は天つゆで


茄子は天つゆで


二本目の海老もやはり塩で


南瓜は天つゆで


お好みで稚鮎を注文 塩とレモン汁で 爽やかな苦味が実にいい


最後は小海老のかき揚げを小天丼にしてもらう 甘めのタレがご飯に合う

  商店街の中の短期の貸し店舗で文房具のアウトレットをやっていたので、のぞいてみる。今年のカレンダーが100円で売られている。もう半分が過ぎてしまっているわけだが、それを差し引いても十分に安い。買おうか、買うまいか、迷ったが、結局、買わなかった。もし買った場合、いま使っているカレンダーは用済みになるわけだが、それはカレンダーの恨みを買いそうな気がしたのだ。「私を捨てるのね。私に飽きたのね」と。なにしろカレンダーであるから、自分が用済みになった日のことは忘れないであろう。それは6月9日の小雨の降る肌寒い日であったと。そして、これから毎年、6月9日に冷たい雨を降らせるかもしれない。「ごめん。許してくれ。ちょっとした気の迷いだったんだ」と言っても、許してくれないだろう。カレンダーの恨みは怖い。スケッチブック(200円)、洋形2号封筒(10枚入り、50円)、フリーラベル(150片入り、50円)を購入。

  食後のコーヒーを「シャノアール」で日誌を付けながら飲む。

  駅ビルの書店をのぞいて、しかし立ち読みだけで何も買わずに、帰宅。しばらくソファーで昼寝。