フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

6月11日(月) 曇り

2012-06-12 01:32:40 | Weblog

  8時、起床。昨日の朝食のコロッケの残り(コロッケ煮)、キャベツ、パン、牛乳の朝食。コロッケはもちろん揚げたてが一番美味しい。そして二番目に美味しいのはこのコロッケ煮である。天ぷらも同じ。 

  午前中は授業の準備。いいアイデアを思いつく。これは原稿の執筆にも使える。よし、よし。


ダリアを後ろから見る

  午後から大学へ。昼食は「たかはし」の刺身定食。ここは魚が美味しいとみんな言っている(豚肉の生姜焼きも美味しいけどね)。鰹の刺身の美味しさは、醤油に薬味をたくさん入れて食べるところにある。鮪の場合は醤油だけ(山葵なし)でもまあまあ美味いが、鰹の場合は醤油だけ(生姜やネギなし)では美味さの違いが歴然とする。

  教務室で事務方と打ち合わせ。そのまま夕方まで教務室で仕事。

  帰りがけに「maruharu」に寄って一服。チーズケーキとアイスコーヒー。

   こーちゃんと葵ちゃんとお母さんがやってくる。こーちゃんに「雨は好きかい?」と聞いたら「雨は嫌い」と答えた。子供はたいていそうである。「雨が好きになったら大人だ」と言ったら、お母さんが「私はまだ子どもなんですね(笑)」と言ったから、「いえ、大人だけど、主婦は別なんです。洗濯物が乾くかどうかという関心から天気を見ているから」と答える。

  小学校の1つ先輩だった高橋洋子に『雨が好き』という小説があったことを、ふと、思い出す。

   こーちゃんは虫や動物が苦手だ。近くで眺めているだけならいいのだが、向うから近寄ってくると怖がるのだそうである。「もしかして女の子も苦手なのかい?」と茶化したら、「ううん、女の子はね苦手じゃない。女の子はね、ご飯を食べるから」・・・わからん。

  葵ちゃんはわれわれが話している間、私の顔をじっとみている。私は葵ちゃんとあまり目を合わせないようにしている。前回、葵ちゃんを正視したら突然泣き出したからである。

  「maruharu」を出て、地下鉄の駅まで歩く途中で、あゆみブックスに寄って、以下の本を購入。1万円を越えたので、「シャノアール」のコーヒー券を2枚もらう。うん? 以前は5千円を越えたらコーヒー券をくれて、5千円以上は1万円でもコーヒー券は1枚だけだったような気がする。5千円ごとに1枚にシステムが変わったのだろうか。

   中野敏男『詩歌と戦争 白秋と戦争、総力戦への「道」』(NHKブックス)

   堀江敏幸『燃焼のための習作』(講談社)

   角田光代『まひるの散歩』(オレンジページ)

   小田嶋隆『コラムの道』(ミシマ社)

   西村賢『随筆集 一日』(文藝春秋)

   レイ・ブラッドベリ、サム・ウェラー『ブラッドベリ、自作を語る』(晶文社)

   丸谷才一・池澤夏樹編『愉快な本と立派な本 毎日新聞「今週の本棚」20年名作選 1992~1997』(毎日新聞社)

 電車の中で読書。蒲田に着いて、駅ビル6階の「カフェ・ド・クリエ」で切りのいいところまで読んでから、帰宅。  


シーズンドリンクのオレンジスパークリング