フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

4月4日(金) 晴れ一時雨

2014-04-05 09:34:32 | Weblog

     8時半、起床。昨日の雨で我が家の桜はほぼ散ってしまった。

     昨日のカレーを温めずに、温かいご飯にかけて朝食。カレーを温めなかったのはめんどくさいからではない。冷めたカレーと温かいご飯という組み合わせが好きだからである。

     母は明日の午前中に入院する。その支度を手伝う。

     午後、郵便局などに用事があって外出したついでに「phono kafe」で昼食。ご飯セットを注文。おかずは6種の中から4種をチョイス。ごぼうのフリット、蕎麦の実と菜っ葉の蕪おろし和え、白菜と竹の子の豆乳煮、玄米の豆腐のタルト人参ソース添え。 

 

 

     陶芸家の清水さんが猫の図柄のカップを2つもって来てくれましたと大原さんが言う。妻が欲しがっていたのは右側の方だと思うが、一応、写真に撮って、後で確認して受け取りに来ますと伝える。左の方は動きがあって面白い図柄である。「鳥獣戯画みたい」と私が言うと、「ウルトラマンに出てきたやつですか?」と大原さん。どうも「超獣ギガ」と聞こえたようである。

     帰宅するとベランダに野良猫のなつが来ていた。明日からおばあちゃんはしばらく入院するので、昼間にベランダに来ても、おまえに食べ物をくれる人はいなくなる。私と妻が、朝夕、雨戸の開け閉めをするときに来なさい。

     仕事から帰った妻に写真を見せて、やっぱり右側のカップが希望とのことで、「phono kafe」に行って受け取ってくる。

     夕食は餃子。

     締めは温かいごはんに冷たいカレー。

     WOWOWで『ザ・ワーズ 盗まれた人生』(2012年)を観る。作家志望だがなかなか目の出なかった男が、古道具屋で買った鞄の中に入っていた小説のタイプ原稿に心打たれ、それを全文パソコンで清書する。それを読んだ妻が、夫が素晴らしい小説を書いたと思い込んで、出版社に売り込むことを勧める。男はためらったが、妻の言うとおりにする。小説は大いに売れ、彼は一躍有名人になる。ある日、公園で、彼は一人の老人に声をかけられる。「あれは私の物語だ」と老人は言った。・・・・・なかなか面白かった。★★★☆(5点満点で3.5点)。