フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

4月28日(月) 晴れ

2014-04-29 12:23:10 | Weblog

     7時半、起床。

     パスタスープ、パン(昨日「あをや」で買った丸パン)、ハムサラダ、紅茶の朝食。

     午後、散歩に出る。

     昼食をとりに「phono kafe」へ。先客は男女のカップルが一組だけ。

     ご飯セットを注文。

 

 

     「最近、大久保先生をあまり見かけませんね」と常連客の方が言っていましたよ、と大原さんが言う。これ、間接話法である。店主さんの声を常連客の声に託して言っているわけである。ほら、「私の友だちの話なんですけどね・・・・」(実は自分の話)というやつです。男性よりも女性がよく使う話法です。

     4月に入って、「phono kafe」の営業日が金土日月の週4回になった(木も休みになった)という構造的要因と、母の入院、私の還暦(卒業生と会う機会が増えた)という出来事が重なって、「phono kafe」に顔を出すのが週1くらいになっている。5月に入れば、月+土日のどちらか、という標準型(週2)が復旧するでしょう。自宅近くの「phono kafe」と職場近くの「SKIPA」は私の生活空間の二大カフェですから。

     先客のカップルの会話が自然と耳に入っている。カフェという空間は一般にそうである。ここでこんな話をしても大丈夫なんですかという内容のものもときどきある。みんな、聴かないふりはしているものの(儀礼的無関心)、実際には聴こえてしまっている。2人の会話はたわいないもので、下丸子の「コメダ珈琲」は「カフェ」か「ファミレス」かで意見が分かれている。男性は「珈琲店=カフェ」だといいい、女性は「ファミレス」みたいなものだという。ちょっと口をはさませていただくことにする。カフェの客同士の会話のきっかけにとしてちょうどよい。「あれは私はファミレスだと思います。外観、店内のテーブルの形状や配置、食べ物のメニュー、とくにあのサンドウィッチのボリュームから判断して、カフェの皮を被ったファミレスだと思います」と。それまで劣勢だった女性は思わぬ援軍を得て、喜んだ。「ほらね、そうなのよ」。男性は苦笑して、反論はしなかった。

     鵜の木のギャラリー「hasu no hana」へ行く。

     一昨日と昨日の2日間、鵜の木手作り市(第5回)という多摩川線・池上線沿線のアーティストたちの作品を展示販売する催しが行われたが、今日と明日の2日間は、後夜祭というか、余韻を楽しむというか、展示を片付けずに営業している。私は本祭の方にはいけなかったので、今日顔を出す。

     入口はオープンになっている。近所の人が立ち止まって覗いていく。

     コーヒーを注文。パナマの豆といったかな。美味しい。

     スイーツはコンポートした苺が入ったスコーン。これがなかなかいける。

     清水直子さんが出品されている中から、雀の一回り大きめの小皿を2枚購入。たぶん、これ、作り立てである。刺身を食べるときの醤油皿にいいかもしれない。

     長原(池上線)の雑貨屋「tocolier」の押し花をガラス二枚で挟んだスタンドを2つ(ミモザと紫陽花)を購入。明かりに透かして見るときれいだ。

     オーナーのフクマさんは、いつもは映画「ロード・オブ・ザ・リング」に出てくる村人のようなシックで慎ましい服を着ているのだが、今日はいつもの展示会とは違うということで、これが普段の私服なのだろう、ファンシーなつなぎを着ている。

     蒲田へ戻り、久しぶりにジムへ行く。 

     ユザワ屋をのぞいてから、陸橋を渡って行く。

     ジムでは、筋トレを2セットと有酸素運動(クロストレーナー)45分。600キロ超のカロリーを消費(あまり疲れなかったが、あとか筋肉痛になった)。

     夕食はハヤシライス。

     夜、昨日レンタルした『ゼロ・グラビティ』を見た(原題そのままかと思ったら、違うのね)。ジョージ・クルーニーがかっこいい男の典型を演じていた。非常事態にあたって冷静沈着、常にユーモアを忘れず、そしてレディーファーストだ。