7時半、起床。
朝食はサラダだけですませ、昼食を「phono kafe」に食べに行く。先客は一人だけだった。ランチタイムの波が去った後かと思ったら、そうではなくて、今日は凪のようである。
ご飯セットを注文。
ドイツからの留学生のヨーナス君とその最初のホストファミリーであった整体師さんの一家がやってきた。近々、ヨーナス君が帰国するそうだ。最後に「phono kafe」で食事がしたいとヨーナス君が希望したらしい。ずいぶんと日本語が上達したものだ。奥の和室からおしゃべりが聞こえてくるが、どれかヨーナス君のものか声だけきいているとわからないくらいである。
ヨーナス君お元気で、とお別れの挨拶をして店を出る。
綺麗な色の蝶が目の前の空間をひらひらと舞っていた。アカタテハという名前であったと思う。
夜、論系ゼミ2期生の集まりが高田馬場の「めりはり屋」であった。
個別には会っている卒業生もいるが、2期生全体の集まりに出るのは卒業3年目にして初めてである。北海道からN君、大阪からゼミ長だったSさんがやってきて、全部で10名の卒業生が集まった。卒業式以来という人が半数を占めている。
2期生ではEさんが早々に入籍をしたが(結婚式は10月)、今回、結婚を決めましたという報告をしてくれたのはSさん。それはおめでとう。仕事が本格的に忙しくなる前に結婚をすることにしたそうだ。
Eさんの結婚式に出るときまでにあと5キロ減量をしようと走っていますという報告をしてくれたのはTさん。走れ、メロス!
Eさん(旧姓)は9月の半ばまでは仕事を続けるそうだ。夫は一足先に中国に赴任している。遠距離恋愛ならぬ遠距離結婚の日々だが、大きな決断をした後の気分的には安定した日々である。
Yさんは学生時代と全然印象が変わっていない。私がそう言ったら、少しだけ色が白くなって(ほんとか?)、髪の毛の先が少しだけカールしたそうだ(気づかなかった・・・)。
気配りのきくN君は、みんなへのお土産とは別に、入籍をしたEさんや還暦の私に特別にお土産をもってきてくれた。N君が北海道から東京に出て来たときにみんなが集まるというのが二期生たちの法則になっているようである。
今回の集まりの幹事をしてくれたのはI君。親元を出て、会社に自転車通勤のできる街で暮らし始めて生活にゆとりがうまれたようである。私にお奨めの映画や小説について質問してきたが、映画は彼の方がよく観ているようである。
Kさん、Sさん、Tさんとは卒業以来の再会である。
私生活での大きな変化をにこやかな笑顔で語ったKさん、職業生活での大きな変化を待ち望んでいるSさん(もうすぐ結果が出るそうだ)、、「いま何をしているの?」という私の質問に「何もしていません」と答えたTさん。そうか、なるほど、聞いてみないとわからないものである。
仕事で大きな変化を経験したK君は、それを機に、ブログでセラピー的な語りを始めた。いまは人生の次のステップへ向けての過渡期のようである。
(Yさんは再登場。なるほど髪の先がゆるくカールしているね)。
リアル版「若者たち2014」は、ドラマほどドラマチックではないかもしれないが、それぞれの希望に向かう道を歩き続けている(Tさんは走り続けている)。
23時、散会。また会いましょう。