フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

7月27日(日) 晴れ

2014-07-28 03:16:40 | Weblog

8時、起床。

パン、サラダ(生ハム、トマト、レタス)、牛乳の朝食。

食事をしながら『おやじの背中』の第2話「ウェディング・マッチ」(録画)を観る。脚本は『最高の離婚』の坂元裕二、主演は役所広司と満島みどり。第1話に続いて「父と娘」の物語であるが、今回は元ボクサーの父と女子ボクシングでオリンピックを目指す娘が文字通り激しくぶつかり合う物語である。2人の会話が面白い。いま乗りに乗っている脚本家が書くと会話はこんなに面白くなるものかと呆れてしまうほど面白い。しかし、坂元の脚本の一番の見所は、テンポのよい会話の中に突然挿入される長台詞、ほどんど独白といってもいいような長台詞にある。相手役もわれわれ視聴者も、その長台詞が語られている間、まるで時間が止まったように、息を殺して、一言も聞き漏らすまいと、聴き入ってしまうのである。

午後、昼食をとりがてら散歩に出る。

西の空の雲行きが怪しい。

「つけ麺大王」に入る。券売機で、肉入りつけ麺(900円)のチケットを購入。お釣りの100円玉を手にしてカウンター席に座ろうとすると、カウンターの中の主人が「お客さん、お釣り」と言った。いや、お釣りはちゃんととりましたよと、手のひらの中の100円玉を見せると、「お札、お札」といって券売機の方を指さす。見ると、硬貨とは別の場所に1000円札が数枚ペロンと出ている。あっ、そうか、千円札ではなく五千円札を入れたんだった。

食後のコーヒーは「ルノアール」に飲みに行く。

持参した片岡義男『ミッキーは谷中で六時三十分』(講談社)を読む。

1時間ほど滞在してから、昨日に続いてジムへ行こうかという考えもチラッと浮かんだが、二日続けてはやめておこう、疲れが溜まるからと打ち消して、昨日に続いて「phono kafe」に顔を出すことにした。カフェや食堂も二日続けて同じ店に行かないことを原則としているが、「SKIPA」と「phono kafe」の二店だけは例外なのである。なぜならこの2店は私の社交生活の空間的拠点であるから。

町内のお祭りも今日で終わり。そこここで片付けが始まっている。

店に入ると、祭りの世話役の人が2人アイスコーヒーを飲んでいたので、「ご苦労様です」とあいさつをする。「今日はお仕事ですか」と聞かれたので、「いいえ、ぶらぶら散歩をしております」と答える。

リンゴジュースを注文。

昨日と同じくコリンキーのスパイシーフリットを注文。

祭りの世話役の人が出て行ってからは客は私だけになったので、梅ソーダを注文して、しばらく大原さんとおしゃべり。

店の外がワイワイにぎやかになったと思ったら、大人神輿の解散式が行われていた。ビールを飲んだり、記念写真を撮ったり、配られた銭湯券で風呂に入ったりと、しばらく祭りの余韻に浸っていた。私がその様子を写真に撮ろうと、店の外に出ていったら、店の主人と思われたようで、「騒がしくしてすみません。もうすぐ終わりますので」と謝られる。

女性の客が入ってきたので、これが頃合いと店を出る。

帰宅すると、京都のUさんから立派な毛ガニが届いていた。ありがとうございます。明日にでも蟹ご飯にしていただきます。

今夜はカレーライス。

深夜、『アラサーちゃん無修正』の第一話(録画)を観る。檀蜜主演でコミックをドラマ化した作品だが、ソフトなアダルトビデオのような内容であった。檀蜜は嫌いではないが、これは見切っていいかな。

3時15分、就寝。