フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

7月29日(火) 晴れ

2014-07-30 13:07:58 | Weblog

7時、起床。

昨夜の残りのカニご飯と天ぷら、サラダ、パイナップル、吸い物の朝食。

朝食をしっかり食べたので、昼食は軽めにしておこう。抜きでもいいかなと思ったが、ジムでのトレーニング中にふらふらになってもいけないので、やはり食べることにした。

読書を兼ねて「ルノアール」へ行く。

厚切りロースハムトーストとコーヒーを注文する。セットで1091円。1000円をちょっと超えるランチがあちこちで多くなった。もともとは千円札一枚で収まるように価格設定をしていたところに消費税アップでこうなったわけだが、支払いが面倒になった。

「ルノアール」を出て、その足で陸橋を渡って東口のジムへ。

ジムではクロストレーナー50分で、730キロカロリーを消費。7月も今日を入れて残り3日だ。トレーニング+軽めの食事で月末の目標体重に到達したい。

ジムを出たのは6時半。秋のような雲だ。

「テラス・ドルチェ」で一服。

アイスコーヒーを注文。普段はお冷+ホットコーヒーなのだが、トレーニングの後は、お冷+アイスコーヒーだ。身体が水分を欲している。クリームもガムシロップも入れないで、ぐびぐびと飲む。このスッキリとした苦味がいい。氷が解けてくるとコーヒーが薄まってしまうので、そうなる前に、飲み干す。

7時過ぎに帰宅。今夜は茄子と挽肉のピリ辛炒め。

食後、「ルノアール」での読書の続き。土井隆義『つながりを煽られる子どもたち』(岩波ブックレット)。土井さんからお送りいただいて、授業の方が一段落したので、いま、読んでいる。1990年代後半から、一般の人たちの生活空間にもネット空間という新しい世界が広がってきた。リアル空間とネット空間の関連性は現代人の生活を考える上で欠かせない視点である。よくある誤解の一つは、リアル空間での生活がパッとしない人がネット空間での代替的充足を求めてそこにアクセスするというもので、確かにそういうこともあるかもしれにないが、リアル空間での充実度とネット空間での充実度はどちらも高い人の方が多い。充実感の源泉はそれぞれの空間での人間関係である。人間関係が生活の充実感の主要な源泉であること自体は、昔も(ネット空間出現以前)そうであったろうが、以前の人間関係は学校、会社、家庭というしっかりとした制度的枠組みに支えられて営まれていた。しかし、そうした制度的枠組みはしだいに弱くなってきており、人間関係の形成・維持は個々人のコミュニケーション能力により多く依存するようになってきた。コミュニケーション能力の低い人間だとみなされることを、われわれは回避したいと考えている。そのためにリアル空間においても、ネット空間においても、自分がコミュニケ―ション能力をちゃんと備えた人間であることを示すために、わわわれは多くの時間とエネルギーを費やすようになってきている。・・・という視点から、「ネット依存」と「いじめ問題」を架橋して考えようというのが本書のねらいである。ゼミの学生たちに読ませたい本だ。620円という価格も手ごろだし、秋学期の最初のディスカッション用テキストはこれにしようかしら。