6時半、起床。
今日から8月。答案やレポートの採点はまだ終わっていないけれど、とにかく8月だ。「夏休み・・・」と口に出して言ってみる。なんて素敵な言葉だろう。
トースト、サラダ(トマト、レタス、ベビーリーフ)、牛乳の朝食。
11時20分に蒲田駅で論系ゼミ一期生(2011年卒)のあずささんと待ち合わせ、「まやんち」へ行く。
注文したのはもちろんピーチメルバ。私は今シーズン4個目、彼女は昨年の8月以来だ。
紅茶はポットで頼むとカップに三杯は飲める。焼き菓子の盛り合わせを追加で注文する。
ランチはまだ行ったことのない「SKIPA」を彼女は希望した。蒲田始発の京浜東北線に乗る。JR東北のポスターみたいだ。
神楽坂に到着。「SKIPA」に行く前に赤城神社に参拝。今日も東京は猛暑日だが、木陰のある場所はホッとする。
あずささんは「SKIPA」に来るのは今日が初めて。すでに「カフェゴト―」、「phono kafe」、「まやんち」は行っているので、これでグランドスラム達成である。
通常、土日は混んでいるのだが、今日はガラガラだった。やはりこの暑さのせいだろう。
のんちゃんも暇だったので(笑)、われわれの相手をしてくださった。
パソコンからお二人の結婚式のときの写真を探し出して、あずささんに見せてくれた。
ブログでは紹介できませんが、なかなか本人の気に入った写真はないようである。
経緯は省略するが、その後、彼女ものんちゃんみたいに髪を後ろで束ねてみたらどうですかという話になる。彼女はポニーテールは似合わないと自分で思い込んでいるようで、私やのんちゃんが「似合ってますよ」と言っても、同意してもらえない。私は若い頃に髪を(ジョン・レノンみたいに)長く伸ばしたことはなく、だから想像して(イマジン!)で言うのだが、髪を長く伸ばして、顔を覆うようにするというのは、何かに包まれ、守られているような感覚を伴うのではないだろうか。私も一度、そういう感覚を味わってみたかったが(笑)、裏を返せば、そこには一種の自信のなさが存在するわけで、だから映画やTVドラマなどで主人公の女性が戦闘(反撃)モードに入るときは、髪を後ろで束ねたり、ときに長い髪をバッサリと切ったりするわけだ。
切っちゃうと取り返しがつかないから、束ねたり、ほどいたり、がいいんじゃないでしょうか。(あこがれるなあ)
注文したのはチキンカレー。
食後に私は梅ソーダ、彼女はシークァーサーを注文。この頃からお店はしだいに客で埋まり出した。
店を出て、オープンキャンパス開催中の大学へ行ってみる。メインの開場は本部キャンパスだが、戸山キャンパスも開放されていて、模擬ゼミなどが行われていた(教務の先生方、ごくろうさまです)。
彼女はゴールデン・ウィークの頃にゼミの同期数人と大学を訪れたそうだが、そのときはキャンパスは閉まっていて入れなかったそうだ。
広くなったキャンパスの広さを満喫中(演出です)。
在学中とどこがどう変わったのかを確認中(こちらは自然な表情)。
研究室で水分補給。
学生時代は口数のすくない人だったが(少なくとも私の印象では)、今日は職場の話やプライベートな話をあれこれしてくれた。やはり卒業後5年目ともなると違ってくるものである。いろいろなことに少しずつアクティブになってきた。そのうちポニーテールになって現れるかもしれない。
4時頃、大学を出る。渋谷へ向かう彼女は九段下で地下鉄を降りた。お元気で。
蒲田に帰ってきて、「phono kafe」に顔を出す。
ズッキーニのスパイシーフリットとあずき茶を注文。あずき茶はホットで。暑いからといって冷たいものばかり飲んでいては体に悪いだろう。
近所の整体師さん(お母さん)が来ていた。最近、長年飼っていた猫が亡くなったそうである。晩年は介護の日々だったそうで、それがなくなってすることがなくなってしまったそうだ。ペットロスの中でも重度のもののようである。しばらくおしゃべりをする。
妻に電話をして、いま「phono kafe」にいるのだが、君も出てこないかと誘うと、すぐにやってきた。「ノーメークで来ちゃった」と言ったが、ホントかな、そうは見えないけど・・・。
早めの夕食となる。私はおにぎりセットと惣菜二品。妻はご飯セット(惣菜三品)。生春巻きは二人ともチョイス。
帰宅して、あずささんとゼミ同期の宮ちゃん(と彼はみんなから呼ばれていた)が担当した番組『ドキュメント72時間 田んぼの中のオアシスホテル』の録画を観た。いろいろな男たちがいろいろな理由で、その廃屋のようなホテル(二階建てで、一階は食べ物の自販機がたくさん置かれているゲームセンター)に集まってくる。彼らはインタビュー(宮ちゃんだ!)に答えて、ここに来る目的と普段の生活について語る。それは格別に珍しい内容ではないが、テレビカメラの前でそうした話を、顔も隠さず、声も変えたりせずに話しているところがすごい。われわれはテレビの画面でそうした話を聞くことに馴れていない、というよりも、かつてはあったそうした行為がすっかりなくなってしまった時代に生きている。トラックに庭石を積んで行商している男性の話が始まる前に、その男性が「大変だねえ」と笑顔で語るシーンがある。それはその前の(テレビに映っていない部分で)宮ちゃんが番組の趣旨について男性に説明している場面を想像させる。もちろん取材を拒否した人もたくさんいたのだろうが、それでもこれだけの人が取材に協力してくれたということは、宮ちゃん、君の説明が相手にちゃんと伝わったということです。大したもんです。・・・私なら断ると思うけど(笑)。
東京に出てくることがあったら、研究室を訪ねてください。