6時半、起床。
朝食前に蒲田駅のみどりの窓口に行く。8月末の信州旅行の日程が変わったので、列車の切符を変更してもらうためである。一昨日、昨日、昼間にみどりの窓口に行ったのだが、長い列が出来ていたので朝早くに行くことにしたのである。
工学院通りの交差点。前方正面が蒲田駅ビル。
右手には蒲田の老舗居酒屋「鳥万」が見える。
左手には蒲田駅ホーム。
後方を振り返ると「工学院通り商店会」の入口。普段なら勤め人や学生で混雑する時間帯だが、日曜日は人気がない。
切符の変更を無事終えて、帰宅。
きゃらぶきでお茶漬けの朝食。普段は朝食はパンだが、今日は昼食にパンを食べるので。
11時半に家を出て、12時に鹿島田駅で卒業生のHさん(論系ゼミ5期生、2015年卒)と待ち合わせ、「パン日和あをや」へ行く。
卒業生と会う場所というのは、第一に大学周辺のカフェ(「カフェゴト―」や「SKIPA」)、第二に蒲田周辺のカフェ(「phono kafe」や「まやんち」)、第三にその他の場所にあるカフェで、この3月に大学を卒業したばかりのHさんと、第一、第二を飛ばして、第三のカテゴリーに属する「パン日和あをや」で会うというのは順序としては異例なのだが、大学はいま夏季一斉休業中でキャンパスは閉まっており、蒲田のカフェには一昨日昨日と連日行っており、それに加えて、Hさんの自宅は狛江にあるので南武線沿線の鹿島田へは30分ほどなので、ならば「パン日和あをや」で会いましょうということになったのである。
今朝は涼しささえ感じたが、やはり昼になると暑くなった。鹿島田の駅から「パン日和あをや」までは10分ほど歩く。
入口に近いテーブルをリザーブしていただいていた。
まずは8月のドリンクのジンジャエールで喉を潤す。美味しい。
Hさんは私大の職員をしていて、早稲田大学と同じく、昨日から一斉休業期間に入っている。5月あたりはわけがわからないほどの忙しさだったようだが、最近は落ち着いてきたそうだ。若手は彼女一人という職場環境もある種の気楽さ(わからないことがあって当たり前)を生んでいるのだろう。有能な人だから仕事はすぐに覚えてしまうだろうが、あまり早く出来る人になってしまっても可愛げがないから(笑)、無理な頑張りはしないことです。
食事の前にポートレイト写真を一枚。正面から撮るとレンズを凝視して表情に余分な力が入るので、ちょっと斜めを向いてもらう。
さて、食事にしよう。
ズッキーニの冷製トマトスープ。
サーモンとアボカドとクリームチーズのサンドウィッチ。各自が一皿だとそれだけで満腹になるので、一皿にしてシェアする。
ホットドッグ。一本をシェア。
私は飲み物のお替り。メニューにはないが7月のドリンクの瀬戸内レモンスカッシュ。
デザートはクリームチーズフラン。使われている果実は週替わりで、今週はマンゴー。
暖かい飲み物は私は紅茶、Hさんは加賀棒茶(ほうじ茶)。
食事を終えて、ご主人にツーショットを撮っていただく。
Hさんの生活は自宅と職場の二点往復運動に陥っている気味がある。徒歩や自転車で住んでいる街や隣町を探索して、「サードプレイス」を見つけるといいよという話をする。オルデンバーグの『サードプレイス』はゼミでも読んだのだが、そもそも住んでいる街や地域への関心(愛着)が薄い若者たちには地域社会におけるインフォーマルな社交の場としての「サードプレイス」を求める気持ちが希薄なようであった。でもね、騙されたと思って、トライしてみてください。生活に厚味(余裕といってもよい)が生まれますから。
店内ではイラスト展「海」が開催中だが、作家のmegu.megoさんがいらしていて、イラストを描くのが好きなHさんはmegu.megoさんと話が弾んでいたようである。こういう社交も「サードプレイス」ならではのものである。
展示会のコメントノートに記入して、ポストカードをもらう。
2時半頃に店を出る。鹿島田駅まで一緒に歩き、東京駅に用事のあるHさんは、さらに鹿島田駅から徒歩5分ほどの新川崎駅(横須賀線)へ向かった。Hさんは夏休みをお母様の実家のある滋賀で過ごすそうである。よい夏休みを。
蒲田に戻ってくる。
「phono kafe」に顔を出す。
昨日妻が食べた(私は一口だけ食べた)桃と練乳のカキ氷を注文。「とりあえずビール」ではなくて、「とりあえずカキ氷」にちょうどよい量である。ピーチメルバとはまた違った桃の味わい方だ。
小腹が空いていたので(サンドウィッチを半人前しか食べていないせいだ)、おにぎりを一つ(椎茸昆布)とポテトの油包み揚げとあずき茶を注文。
大原さん、常連客の「さすらいの整体師」のSさん、中学の家庭科の先生のMさんとしばらくおしゃべり。新しいお客さんがやってきたところで(満席だったので)、席を立って店を出る。
夕食はサーモンのソテー。
デザートは昨日と同じ極上のメロン。