7時半、起床。
トースト、ハッシュドビーフ、サラダ(トマト、ベビーリーフ)、牛乳の朝食。
採点作業も終わったので、母の相続の手続きを本格的に始めることにする。10時に「phono kafe」仲間であるKさんのお父様がやっている会計事務所に行く。「phono kafe」の向かいの改正湯のあるビルの4階で、ドアを開けると、想像していたこじんまりとした個人事務所とは違って、広いオフィスでたくさんの人が働いている光景に驚く。
KさんとKさんのお父様と相談をした部屋の壁にはマリリン・モンローの古いカレンダーがかかっていた。「これ、もしかして、ムッシュ・ノンノンにあったやつですか?」と尋ねると、「はい、そうです」と言われた。「実は私もムッシュ・ノンノンの閉店のときに別のカレンダーを3枚いただいて書斎に飾ってあるのです」と言うと、「それは、それは」と笑顔になった。お父様は77歳で、蒲田のお生まれ。7歳のときに見た一面の焼野原の蒲田から今日の蒲田まで、この町をずっと見て来た方である。
9年前の父の相続のときは、信託銀行に遺言を預けていた関係で、相続の手続きは信託銀行に委任したが、楽だったかわりに高額の代金を払った。今回は全部お任せではなく、夏休みに入ったことでもあり、自分でできること(役所や銀行や証券会社から必要な書類をとることなど)は自分でやることにする。
昼食は焼きそば。
午後から大学へ。連日の猛暑日も7日目である。
記念会堂もこれで見納めかな・・・。
2時からS君のゼミ論指導。
とはいっても、S君は8月末まで公務員試験に追われているので、本格的にゼミ論に着手するのは9月からになる。今日はS君の手土産のシュークリームを摘まみながら、半分雑談。
3時から現代人間論系の助教の小藪先生と学会関係の作業。
作業を終えて、研究室で一服。小藪先生の研究テーマである社会関係資本(ソーシャル・キャピタル)についていろいろお話を聞かせていただいた。
6時に大学を出る。
蒲田に着いて、東急プラザのくまざわ書店で、本と雑誌を購入。
岸本尚毅『十七音の可能性~俳句にかける』(NHKカルチャ―ラジオテキスト)。
野口悠紀雄『戦後経済史』(東洋経済紙)、『2040年問題』(ダイヤモンド社)
榊原英資『戦後70年、日本はこのまま没落するのか』(朝日新聞出版)
広井良典『ポスト資本主義』(岩波新書)
原田泰『反資本主義の亡霊』(日経プレミアシリーズ)
夕食は麻婆茄子。
昨日、ちひろ・みさと姉妹からお土産にいただいたトウモロコシを蒸かす。
デザートはメロン(高瀬君からいただいたものではありません。まずは在庫を片付けてから)。
妹に電話をして、今日会計事務所に行ったこと、とりあえず役所でとっておいてほしい書類について伝える。