フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

6月7日(火) 小雨

2016-06-08 08:51:52 | Weblog

9時、起床。

トースト、サラダ(鶏のササミ)、紅茶の朝食。

11時に家を出て、大学へ。

神楽坂で途中下車して「SKIPA」へ寄る。中国から一時帰国中の卒業生のミサさん(論系ゼミ2期生、2012年卒)とランチをする約束になっていて、電話で席を予約しておいたのだが、一足先に彼女が店に来ていた。入って二つ目のテーブル。「ここがお気に入りの席ですよね」とのんちゃんが言った。はい、そうです。

二人とも定食を注文する。

食後のチャイは私はアイスで、ミサさんはホットで。

結婚して、夫の赴任先である上海の近くの無錫(ムシャク)という街で暮らし始めて1年9か月になる。「空が白いんです」と写真を見せてくれた。スモッグですね。典型的な工業都市の空である。私が子供の頃、1960年代の日本の工業都市もこんなだったかもしれない。

空気の汚れ具合を知るアプリがあるそうである。すごいね。

でも、お元気そうですね。

「梅花亭」で大福を購入。和菓子が恋しいそうである。

「紀の善」へ。週末と違って、待つことなく、すんなりテーブルに着けた。

二人ともクリームあんみつを注文する。

「美味しい!」と満足の笑みのミサさん。

卒業後、3年目の秋に結婚したミサさんだが、仕事を辞めて夫の赴任先に行ったことで、専業主婦になった。同じ専業主婦でも子供の誕生を機にそうなった専業主婦とは違って、自由な時間が多い。自由な時間は何かで埋められることを求める。趣味やボランティア・・・でも、仕事で忙しかった毎日を懐かしく思い出すこともある。日本に戻ったら、再び仕事をしたい気持ちはある。でも、夫は専業主婦のままでいてほしいようであるし、自分も復帰してやっていけるかどうか不安である。若き専業主婦の悩みである。自由な時間をどう使うかは定年退職直後の男性と共通の課題であるが、「これから先の人生」の長さが全然違う。「たっぷりの自由時間」・・・人から見れば贅沢な悩みと受け取られるだろうが、人は「意味」を求める動物であり、「たっぷりの自由時間」という容器をどのような「意味」で満たすかは人にとって切実な問題である。

とりあえずいまは美味しい和のスイーツで満たしください(笑)。

この後、ミサさんは大学時代の友人が神楽坂でやっているというネイルのお店を訪ねるそうである。また、会いましょう。

私は大学へ。

3時から研究室でMさんのゼミ論指導。

5限は講義「現代人のライフスタイル」。

6限は演習「個人化の社会学」。

演習の後、研究室で来週の発表グループの事前相談。

9時過ぎに大学を出る。「ごんべえ」で夕食。カツ丼+うどんのセットを注文。

今日はご飯軽めの注文はしなかった。前回それで頼んでご飯が汁だくすぎたからだが、今回も汁だく状態に大して変わりはなかった。

疲れた体には甘めの汁が美味しい。

10時半、帰宅。

普段であれば、火曜の夜は(翌日は授業がないので)のんびりできるのであるが、明日に限っては、総合講座の担当があるので、その準備をしなくてはないない。

2時半、就寝。