フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

6月8日(水) 晴れのち曇り

2016-06-09 02:01:39 | Weblog

7時半、起床。

トースト、サラダ、紅茶、グレープフルーツジュースの朝食。

缶ジュースはいただきもの。これで梅雨を乗り切ろう。

午後から大学へ。

昼食は電車に乗る前に「グッディ」で。

ミートスパゲティのセット。

今日は6限に授業がある。現代人間論系の総合講座というオムニバスの授業で、私は今日の担当である。「カフェ文化論―孤独と社交の場所としてのカフェについての考察ー」というテーマで話をすることになっている。午前中に作った配布資料を観ながら、話の流れを確認する。

冒頭で、私の最近一週間を振り返って、いかに私の生活にカフェが不可欠な要素であるか(no cafe no life)をみてもらう。

 6月7日(火)「SKIPA」(神楽坂)、「紀の善」(神楽坂)

 6月6日(月)「SKIPA」(神楽坂)

 6月5日(日)「星乃珈琲店」(阿佐ヶ谷)

 6月4日(土)「パン日和あをや」(鹿島田)、「pottery」(大井町)

 6月3日(金)「Good-Day」(蒲田)、「cafe GOTO」(早稲田)、「トンボロ」(神楽坂)

 6月2日(木) 

 6月1日(水)「カフェドコバ」(蒲田)

カフェに行かなかったのは6月2日の一日だけである。また、初めて入ったカフェは阿佐ヶ谷に芝居を観に行った帰りに入った「星乃珈琲店」だけである。つまり私はほぼ毎日、行きつけのカフェに行っているのである。しかも行きつけのカフェは方々にある。生活空間の中の位置によっていきつけのカフェを分類すると、

 A 地元(蒲田)カフェ

 B 職場(早稲田)カフェ

 C 隣町(池上・大井町・神楽坂)カフェ

 D 飛び地(鹿島田など)カフェ

 E 旅先(松本など)カフェ

カフェに行くこと自体が日常からの離脱なのであるが、その離脱の程度はAからEへ行くにつれ大きくなる。ちょと自宅の離れに行くような感覚のAタイプから、旅行に出かけるEタイプまで。この一週間ではEタイプ以外のすべてのカフェが登場する。人間いたるところに青山あり。人間いたるところにカフェあり。

最近一週間で10回カフェに行ったが、独りで行ったのが4回、誰かと一緒に行ったのが6回である。おそらく平均的には半々くらいではなかろうか。日数でいえば一週間で5日(独りカフェ):2日(社交カフェ)くらいであるが、社交カフェは梯子になりやすいので、軒数で計算すると半々くらいになるのである。いずれにしろ「孤独の時間」を過ごすことにも「社交の時間」を過ごすことにも使えるというのがカフェの特性である。「孤独」と「社交」のバランスを保って生活していくことは都市生活者に必要なスキルであるが、カフェはそのスキルを磨くのに最適な・・・というのは言い過ぎだろうが、有力な場所であることは間違いない。

・・・というような展開にもっていこうと目途が立ったところでカフェを出る。

3時からOさんの卒業研究指導。9月卒業をめざしているので、提出は7月である。今日の段階でほぼ仕上がっている。感心、感心。

4時半から現代人間論系の教室会議。

6限(6時15分から)は講義「現代人間論系総合講座1」。教室会議は終盤にさしかかっていたが、途中で失礼して、教室へ向かう。

授業を終え、8時過ぎに大学を出る。

夕食は「五郎八」で、新メニューの冷やしニシン蕎麦を注文。温かいニシン蕎麦は前からメニューにあったが、冷製が好きな私はメニューにはないそれをたまにお願いして作ってもらっていた。今回、晴れてメニューに加わったことで、まがままな客としてではなく、冷やしニシン蕎麦が食べられるのはありがたい。ニシン棒は、出来あいのもの(たとえば京都「松葉」のもの)ではなく、お店で三時間ほど煮て作っている。

9時半過ぎに帰宅。

明日も3つ授業がある。授業の準備をせねばならないので、録画してある『ゆとりですがなにか』と『ラブ・ソング』はまだ観ることができない。

2時半、就寝。