フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

10月7日(土) 晴れたり曇ったり

2017-10-08 21:52:21 | Weblog

7時15分、起床。

昼食は7時半から。私が食堂に行ったときにはすでに全員そろっていた。私が一番最後かとあわてて食べ始めたので、食卓の写真を撮るのを忘れてしまった。

9時から 演習開始。午前中に4名の報告。

 ナナコ  現代における自己語りの意味と効用

 マイコ  現代日本における自己演出の意義

 カオリ  シェアハウスにみる第三のつながり

 エリカ  若者における趣味の位置づけ

窓の外は青空が広がっている。しかし、われわれはひたすら演習である。

12時、昼食。

コロッケカレー、スープ、デザートにお饅頭。ルー多めにしてもらった。

食卓を見渡してもウースターソースは置いていない。フライもののカレーにはウィースターソースをかけて食べると美味しいのだが、わざわざ厨房に声をかけてウースターソースを要求するほどのことはない。 

午後の演習は2時からなので、昼寝をしようと思ったら、ゼミ3年の学生からメールが来て、来月に予定しているライフストーリーインタビュー調査の対象者への依頼状がほしいとのことなので、ロビーのパソコンで依頼状を作成し、コースナビにアップする。ついでに調査関連のあれこれの準備をする。そんなことをしていたら昼寝の時間がなくなった。

午後の演習では5名が報告。

 タイラ  仕事と生き方のかかわり

 レイナ  「幸福」からの解放

 フミ   若者の友人関係ー自己開示から考えるー

 エリカ  ライフコースにおける学校の持続的昨日ー自分に戻れるコミュニティの可能性ー

 ナナミ  アイドルの存在意義

6時、夕食。 

このあたりまで来るとかなり疲労がまたっており、メニューの一品一品について写真を撮ることをしなくなっていた。

夕食と入浴の後、8時から夜の部の演習。最後の3名が報告。

 シズカ  若者の就職観と「やりたいこと」志向

 タマミ  現代社会における共感の在り方

 ヒロキ  生きやすさの社会学ーこれからの時代に、自分の生活を好きでいるためにー

10時半、終了。これからゼミ論提出(12月中旬)までのスケジュールを説明する。

学生はこれから打ち上げをやるが、私は先に休ませてもらう。

12時、就寝。


10月6日(金) 曇りのち雨

2017-10-08 18:46:16 | Weblog

7時、起床。

トースト、サラダ(+ウィンナー)、紅茶の朝食。

今日は少し肌寒のと、これから長時間バスに乗るので、お腹の調子が悪くなるといけないのとで、牛乳はパス。

今日から鴨川セミナーハウスで2泊3日のゼミ(4年生)合宿。

10時半に東京駅八重洲口の高速バス乗り場に集合。私を入れて19名。11時発のバス(安房鴨川行きのアクシー号)に乗るのだが、座席の予約はできないので、全員がちゃんと乗れるためには早めに来て並ぶ必要があるのだ。20名以上の場合はバス会社に事前に連絡しておけばバスの増発をしてもらえるのだが、いかんせん19名である。以前は1名でも席の予約がきたのになぜできなくなったのだろう。

同じバス停からは行き先の違ういくつかのバスが発車する。われわれの列の後ろに並んでいる人に、「これは安房鴨川行のバスの列ですが、よろしいですか? 木更津や君津行きはあちらです」と教える。三井アウトレットパーク木更津直通バスには中国人の旅行客がよく乗るのだが、これがちょっとわかりにくい(木更津行に乗ってはいけないのだ)。なので、彼らからよく「アウトレットに行くにはこのバスでいいのか」と日本語・英語・中国語のちゃんぽんで聞かれるので、「いいや、このバスはアウトレット直通ではない。10時25分のバスはもう出てしまったので、11時25分まで待たないとならない。しかし、もし急いでいるなら、このバスに乗って、『金田』というバスターミナルで乗り換えるといい」と日本語・英語、中国語ちゃんぽんで答える。年に2回、毎年利用しているので、私の方も馴れたものである。バスの車体のトランクスペースの扉を開けて、荷物の出し入れを手伝ってあげたりもしている。日本人はなんて親切なんだという顔で感謝される。これで親日派の中国人が一人でも増えてくれたらと思う。でも、もしかしたら、バス会社の係員だと思われたかもしれない。

バスがアクアラインを渡り終えて、房総半島に上陸した頃、お弁当を開く。蒲田駅で買った崎陽軒の赤飯弁当。

私はこの赤飯弁当が好きだ。しかし、入荷する数が少ないので、いつもは昼ごろには売れてしまったいるのだ。今日はいつもより早かったので1個、残っていた。普通のシューマイ弁当よりもハレの気分になる。「合宿がんばるぞ」の気分になる。

2時間ほどで安房鴨川駅前に到着。そこからタクシーを拾って、鴨川セミナーハウスへ。

学生の多くは、バスの中でではなく、セミナーハウスに着いてから、ロビーで昼食(弁当)を食べる。

2時45分から演習(ゼミ論中間報告)スタート。1人当たりの報告時間は20分、その後に20分ほどの質疑応答。

夕食までの3時間15分間に、4名が報告をした。

 タイセイ  現代人の器ー社会、友人、家庭に求められる「器」とは

 アヤノ   消費社会の変遷とSNS

 リカ    女性が輝く社会の実現に向けて

 ユウヤ   主体性に欠ける若者について

ここで夕食タイム。  

 おかずがいっぱい!

 春巻と鶉の卵のフライ。

 イカのマリネ。

タコと大根の煮物。

豚シャブサラダ。

そして他のゼミの食卓にはなく、われわれの食卓にはあるもの。刺身の盛り合わせ。 

大久保ゼミ恒例の刺身の舟盛り(2台)である。 

左にはヒラメ。

右にはタイ。

いつもは二日目の夜に注文するのだが、途中で帰る学生もいるため、人数の多い一日目の夜にお願いしておいたのだ。

いただきます。

夕食+入浴の後、8時から演習再開。

 ユイ  日本の子どもの自尊感情はなぜ低いのか

 マホ  (ファンである自分を肯定する) *レジュメにタイトルが書かれていなかったのでその場で考えてもらった

 マリノ 知は力の未来を生き抜くー文化資本格差を是正するには

10時半、終了。

雨がだんだん強くなってきた。

12時、就寝。