フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

10月19日(木) 雨

2017-10-20 10:22:33 | Weblog

9時、起床。

パンを切らしたので、鮪の佃煮の茶漬けとサラダの朝食。

昨年3月に囲碁の世界トップクラスの棋士、韓国のイ・セドル九段に人工知能アルファ碁は4勝1敗で圧勝したが、そのアルファ碁に100戦全勝するアルファ碁ゼロが誕生したそうである。アルファ碁は人間のプロ棋士の10万局のデータを学んだ上で自己対局を繰り返して強くなっていったが、アルファ碁ゼロは人間の対局データは一切参考にせず、最初から自己対局のみで、それも3日間で、アルファ碁を完全に凌駕するレベルに到達したのである。もはや囲碁に関しては人間は人工知能の足元にも及ばなくなったということである。

自己対局というのは、私もよく将棋で子どもの頃遊んだものである。先手、後手を一人で兼ねるのである。それでは引き分けになるのではないかと思われるかもしれないが、さにあらずで、先手の立場でこの手が最善手と思って指しても、次に後手の立場に立って考えると、それを上回るような手を発見することもあるのである。なまじ弱い相手と指すよりも、自己対局の方が面白い将棋になり、腕も上がるのだった。最強の人工知能が自己対局をするのであるから、これはもう将棋の神様同士が対局するようなものである。知りたいのは(記事には書かれていなかった)、自己対局の勝率は先手・後手どちらが上だったのだろうということだ。またその場合のハンデはいくつかのかということである(ハンデなしで打てば先手が有利なのは明らかのので、人間同士の対局の場合はハンデを設定している。ハンデの大きさは国ごとに若干違いがあり、日本の場合は6目半である)。

昼前に家を出て、大学へ。

今日も冷たい雨が降っている。今シーズン初めてコートを来て家を出た。 やせ我慢をして風邪を引くのはいやである。

3限は大学院の演習。

演習を終えて「メルシー」に食事に行く。

チャーシューメンを注文しようかと思ったが、思いとどまる。このブログは昨日見舞いにいった卒業生も見ているのだが(病院での生活は退屈なのでブログを毎日楽しみにしていますと言っていた)、塩分制限で「ラーメンが食べたいです」と言っていた彼女の顔がチラリと頭をよぎったからだ。ずっとというわけにもいかないが、昨日の今日だから、チャーシューメンはやめておこう。

オムライス(590円)にした。(ケチャップって塩分はどうなのだろう?)

雨の日には雨の日の趣というものがあるが、しかし、連日の雨ではそれを心から楽しむというのは難しい。どうしても気分は沈み気味になる。

こういうときはスイーツである。「よしかわ」におはぎを買いに行く。「美味しかったのでまた来ました」と挨拶すると、お店の方の表情が明るくなるのが見て取れた。

おはぎは、粒あん、こしあん、黄な粉、胡麻の4種があるが、前回同様、粒あんと黄な粉のおはぎを購入。

どちらから食べようか迷ったが、前回同様、黄な粉→粒あんの順に食べた。

5限は講義「ライフストーリーの社会学」。

講義を終えてから事務所に行って、ゼミ選考の資料を受け取る。ひとわたり資料に目を通してから、大学を出る。

安全の確認のため電車が遅れ、帰宅は8時頃になる。

夕食はカマスの開き、鶏肉団子、サラダ、卵と玉ねぎの味噌汁、ごはん。

ゼミ選考の資料にじっくり目を通す。8割方は書類選考で目途が立つが、残りの2割は面接をしてからだ。

面接の日時の通知メールは明日中に出します(ワセダネットのメールのチェックを怠らないようにしてください)。

3時、就寝。