8時、起床。
トースト、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。
今日の『わろてんか』で主人公の兄が亡くなっていた。びっくり。第一に、医者から余命宣告を受けていたとはいえ、昨日の回では布団の上に座って、笑顔で、妹に語りかけていた。とてもすぐに亡くなる人とは思えなかった。第二に、臨終の場面は描かれず、仏壇の写真がいきなりアップになった。一瞬、途中の回を見逃したのかと錯覚した。第三に、一家みんな笑顔である。どのくらいの時間が経過したのいかはわからないが、息子や兄を失った一家とは思えない。推測するに、『わろてんか』は実話に基づくドラマであるから、主人公の兄の死をないものとするわけにはいかないものの、朝ドラの性格として死をクローズアップして描くことも避けたかったのだろう。それはわからないでもないが、やはり今日の回の「割愛」感は否めない。
9時半に家を出て大学へ。「秋の長雨」的空模様だ。週間天気予報には傘と雲のマークばかりが続く。
スロープにはさまざまな催しのタテ看が並んでいる。文化祭、学園祭の季節だ。
こころ揺さぶる秋がくるー早稲田文化芸術週間。
10時半から学会の理事会。
お昼過ぎに理事会が終わり、数人の方と「たはかし」に昼食を食べに行く。
肉豆腐定食をご飯少なめで注文。
肉豆腐はご飯が進む。かなり早い段階でご飯がなくなってしまい、終盤は肉豆腐だけを食べる。
研究室に戻ると、ドアの前、どこかの研究室から不用品として出されている椅子に座っている女の子がいた。2時に高校生が面会に来ることになっているのだが、30分も早く着いたらしい。「どうぞ」と研究室に招き入れる。ネットで私のことを調べて、ライフストーリー・インタビューの話を聞きに来たのだ。とても頭の回転の速い子で、1時間半ほどおしゃべりをして帰って行った。名刺を置いて行ったが(ペンネームを持っているのだ)、いずれでどこかで彼女の名前を見つけて、「あっ、あのときの高校生だ」と思い出す日が来るだろう。
先日、初めて行って、残念ながら「完売」だったおはぎの専門店「よしかわ」にもう一度行ってみる。大丈夫、今日は買えそうだ。小ぶりのおはぎのようなので、粒あんときな粉の2個を注文。驚いたことに、注文されてから作るのだ。待っている間に、お店の方(店長さんだろうか)と話をする。開店は去年の11月で、おはぎだけでは経営的につらいらしく、夏はジェラード、冬はお汁粉を売るそうだ。お汁粉ね、それはいいですね。
研究室に戻ってお八つの時間。
作りたてのおはぎというものは美味しいものである。
6時に大学を出て、7時に帰宅。
夕食は鶏鍋。鍋の季節がやってきた。
今シーズン初めて書斎の床暖房を入れた。
野良猫のなつが夜をわが家で過ごすようになるのももうすぐだろう。
2時、就寝。