8時、起床。
今日は昼食を「パン日和あをや」で食べる予定なので、朝食はご飯だ。昨夜の鶏鍋の残りがあるので、それとおにぎりにしようとコンビニにいったのだが、気が変わって鶏そぼろ弁当を購入。前に一度食べて美味しかったし、量もほどほどでいい。「温めますか」と聞かれたが、「けっこうです」と答える。冷たくはないし、私の感覚では鶏そぼろ弁当は駅弁みたいなものなので、このままでいい。
鶏そぼろに鶏鍋スープ。鶏押しの朝食だ。
11時半に家を出て、12時に南武線の鹿島田駅で卒業生のホナミさん(論系ゼミ3期生)と待ち合わせ、「パン日和あをや」へ。
彼女は「あをや」は三度目だが、二階席は初めて。
「落ち着く空間ですね」と彼女。私のブログではよく見ていて、今度行くときはぜひ二階席にと思っていたそうだ。最近、卒業生らの間では「あをや」の二階席が人気である。
注文を決め、彼女が一階に伝えに行った。
晩秋の気温だったが、室内は暖房が効いているので、私はまずはアップルタイザーで喉を潤す。
彼女は10月のドリンク、加賀棒茶のミルクティー。やさしい味(に違いない)。
本日のスープはさつま芋と鶏肉のタイカレー。
「美味しいです」と彼女。「ここはカレースープがメインなのですか?」というので、「どうして?」と聞いたら、「前回来た時もカレー風味のスープでしたから」とのこと。それは、たまたまですね。いろいろなスープが出ますよ。
私は朝食に続いて鶏押しだ(笑)。
サーモンとアボカドとクリームチーズのサンドウィッチ。たぶん定番メニューの中の一番人気だ。
フランスコッペ。
リンゴには蜂蜜をかけて。これが合うのだ。
食事を終えてからポートレートを撮る。まずは丸い卓袱台のところで。
今日のイアリングは彼女のお気に入りだそうである。
では、それをアクセントにして撮りましょう。
彼女は目の力が強い。なのであえて目を閉じてもらう。
そして、ゆっくり目を開けてもらう(カメラは見ないで)。
撮った写真をモニター画面を見て、「なんだか怖いですね」と彼女。そうでしょ、怖いでしょ(笑)。これもあなたの一部です。「はい、チーズ」的笑顔の写真ばかり撮っていると見逃してしまいますが、人はいろいろな表情をするんです。そして、そのどれもが魅力的です。
「はい、チーズ」的でない笑顔で。
畳の上で。
ソファーに腰かけて。(彼女はこのソファーが気に入ったみたいである)
曇りガラスからの光が明るく柔らかい窓辺で。
白熱灯の光が陰影を与えてくれる文机のところで。
店を出る前にご主人にツーショットの写真を撮っていただく。
「あをや」には2時間ほど滞在した。
次は矢向駅近くの「ノチハレ珈琲店」に行きましょう。前に一度行って(そんときも「あをや」からの流れ)、そのときは満席で入れなかったのだ。
矢向駅へは線路沿いの道をまっすぐ歩いていけばいい。
ところが「ノチハレ珈琲店」に着いてみると、10月9日(月)~10月16日(月)までお休みの張り紙が・・・。
あれま、また振られてしまいましたね。
気を取り直して、蒲田に出て、「カフェ・スリック」を目差すことにする。
蒲田駅から「カフェ・スリック」に電話をして、テーブルが空いていることを確認してから行く。ちょうど空いている時間帯で、客は私たちだけだった。
「いらっしゃい。こんにちは」といつも明るいオーナーの神田さん。手にしているのは(私が持ってもらったのだが)、このお店のことが載っている「OTA(おおた)!いちおしグルメ」という冊子(大田区の産業振興協会が出している)。「住宅街のシフォンケーキ専門店」という見出しで、「しっとりふわふわの食感でシフォンケーキが大好きになるお店。無添加で体にも優しいケーキは紅茶がピッタリだ」、「デザイナーズマンションの1階にある北欧テイストのおしゃれなお店だ」と紹介されている。
補足しておくと、デザイナーズマンションは神田さんご夫妻の所有で、デザインしたのは神田さんのご主人だ。このお店を開く前、お二人はあちこちのカフェを巡り歩いたが、表参道根津美術館前にある「ダウン・ザ・ステア―ズ」というカフェに一番魅了さらたとのことである。
友人や、カフェ仲間を連れて来たことはあったが、卒業生を連れて来たのは今日が初めてである。彼女は神田さんとも気軽なおしゃべりを楽しんだ。
私はラムレーズンのシフォンケーキとカモミールティー。
彼女はハロウィンシフォンとアールグレー。
教材制作の会社に勤めている彼女は、これから少しずつ仕事が忙しくなりそうだが、朝は9時半出社で、会社の近くに住んでいることもあって、家を出るのは9時過ぎでいい。朝は7時に起きて、出かけるまでの2時間、豆からコーヒーを淹れ、サンドウィッチを作り、大学時代からやっているイタリア語の勉強(イタリア語の本を読むこと)を習慣にしている。将来は、自宅で仕事をできるようになりたいそうだ(教材編集やイタリア語の翻訳)。
来週、彼女は誕生日を迎えるが、これからの1年は、彼女の人生プランにとって大きな意味をもつ1年になりそうだ。
この後、渋谷で教材のデザイナーさんと会う約束のある彼女とは、蒲田駅の改札で別れた。たぶん次に会うのは、来年の2月、ゼミ同期のユキさんの結婚式のときですね。
「phono kafe」にちょっと顔を出していく。
大原さんの体調は回復されたようだ。前回来たとき、体がきついのでお店の閉店時間を早めようかしらと言っていたが、体調が回復されて「前言撤回」だそうである(笑)。
メニューを見たら玄米ビーフンの春巻きがあったので、それと小豆茶を注文。
しばらくして常連客のトモミさんがやってきた。
大原さんと三人で組み合わせを変えて写真を撮る。
「phono kafe」を出て、家に変える前に、「ルージュ・ブランシュ」に寄ってお土産を買っていく。
帰宅すると(実は帰宅する前に妻からのラインで知っていたのだが)、卒業生の宮本君(一文、社会学専修)から「宮本農業」の看板商品である枝豆「小糸在来」が届いていた。
今年もどうもありがとうございます。添えられた手紙には耕作面積が4町歩に増えましたと書いてあった。
「今日の夕食は枝豆を使った料理を」と妻にラインで返信しておいた。
夕食は枝豆尽くし。
まずはシンプルに茹でただけの枝豆。「甘い!」と妻が感嘆する。
枝豆と玉ねぎのかき揚げ。
枝豆ご飯。ごま塩をかけて。う~ん、これだけで何もいらいない美味しさである。
ごちそうさまでいた。(あと1回分はあるので、楽しみだ)
秋の三大味覚(秋刀魚の塩焼き、カキフライ、松茸ご飯)に小糸在来の枝豆ご飯を加えて、秋の四大味覚に認定したいと思う。
宮本農業のオームページは→こちら (枝豆の注文も受け付けいる)
デザートは、「ルージュ・フロマージュ」で買ってきたシュークリーム(カスタードと生クリームをハーフ&ハーフで)。
『陸王』の初回を録画したが、長いので(2時間スペシャル)、明日観よう。
3時、就寝。