9時、起床。
昨日の夕食に作ってうまかったので、オープンホットドック、牛乳、紅茶の朝食。
一週間の疲れが出たような感じでひどく眠い。こういうときは寝るに限る。朝食をとった後、二度寝。
遅めの(午後3時ごろ)昼食はチャーハンとオニオンスープ。
食事をしながら、録画して途中まで観ていた『陸王』の初回の続きを観る。大企業と中小企業と銀行、お馴染みの池井戸ワールドである。『ルーズヴェルト・ゲーム』では野球だったが、今回はマラソンである。『ひよっこ』で島谷純一郎を演じた竹内涼真がマラソン選手役で、同じく中華料理屋の店主を演じた光石研がスポーツショップの店主役で出ている。人気のあった朝ドラのメンバーが朝ドラが終了した後、さまざまなドラマに分散して出演するのはとくに『あまちゃん』以降にみられるようになった傾向だが、朝ドラ・ロスの処方箋としても有効である。「みんな新しい場所で頑張っている。私もいつまでも立ち止まっていてはだめだ」と思うのである(大袈裟か)。
夕方、散歩に出る。雨でも一日家に籠っているというのはできない性分である。寒いかと思ってコートを着て出たら、生温かかった。台風が近づいているせいか、あるいは本来この時期はこのくらいが普通なのだろうか。普通がわからなくなっている。
「phono kafe」に顔を出す。客は私一人だった。
ブルーベリーと紅茶のケーキ、あずき茶を注文。
土曜日でも雨だと客足はよろしくないようだ。先日の木曜日は開店以来初めて客が一人もなかったそうだ。木曜日は長らく定休日だったこと(営業していることを知らない人は多いだろう)、15:00ラストオーダーの短縮営業時間であることを考慮しても、客がゼロというのはやはりあんまりだろう。この秋の長雨、社会全体の経済のマイナス効果はいったいどのくらいなのかしら。
本屋でNHKの俳句のテキスト(11月号)を購入。
何時も最初に「巻頭名句」のページを開く。名句10句がそのイメージにふさわしい数枚の写真とともに掲載されているのだが、句と写真のコンビネーションにはいつも感嘆する。たとえば、
真白な掛大根(かけだいこん)の一日目 大田土男
漬物にする大根を洗って干す。一日目は真っ白な大根がしだいに褐色になっていく。句にはその背景は詠まれていないが、写真では海辺の情景になっている。大根の白と海の青、空の青のコントラストが清々しい。若山牧水の有名な短歌「白鳥(しらとり)は哀しからずや海の青空のあをも染まずただよふ」には孤高の哀しみが漂っているが、ここには哀しみはなく、日々の暮らしのぬくもりがある。
コンビニで『東京ウォーカー』11月号を購入。
めったに買わない雑誌であるが、「毎日食べたいパンをみつけよう」という特集の見出しに惹かれて購入。私は朝はパンである。昨日は夕食にもパンを食べた。私の知り合いに一日三食パンでもいいというパン好きの人がいるが、確かに、美味しいパンというのは(同語反復であるが)美味しいものである。私のブログに登場するカフェの中でも「パン日和あをや」は卒業生らにとくに人気があるが、その人気の秘密(というのも大袈裟だが)は、お店の雰囲気の他に、女性にはパン好きな人が多いということではないだろうか。それはなぜなのか。・・・いずれ考えてみよう。
夕食が出来上がるのを待ちながらお通し感覚で枝豆(小糸在来)を摘まむ。ビールなしでひたすら摘まむ。
夕食はカレイの唐揚げ、パプリカとブロッコリーのソテー、サラダ、茄子の味噌汁、ご飯。
カレイには揚げる前に塩が振ってある。なので、このままいただく。
秋の夜長の夜更かし。
2時、就寝。