フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

4月16日(金) 曇り

2021-04-17 12:42:24 | Weblog

8時半、起床。

半飼い猫だったナツの墓の周りをドクダミが覆っている。

名前は毒々しいが花は清楚である。

ロールパン、ソーセージ&エッグ、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。

『あさイチ』のプレミアムトークのゲストは井上義雄。たくさん歌を披露していたが、最後の一曲は「瑠璃色の地球」。

本日の『おちょやん』。これまで劇団を牽引してきた千之助(星田英利)が自分の役目は終わったと言って去っていく。千之助さん、お疲れ様でした。

昨日のブログを書きながら『桜の塔』の初回(録画)を観る。春ドラマがそろそろ出揃うが、夕食を食べながら観るのでは夕食の回数が不足である。また、夕食を食べながら妻と一緒に観るドラマは痛快なものやラブコメものが相応しい。『桜の塔』は不遇だった警察官の父の無念を晴らすべく警視庁のトップをめざすキャリアが主人公で、手柄を上げるためなら証拠の捏造もするという人物である(演じるのは玉木宏だが、『極主夫道』のときの元ヤクザのセリフ回しを引きずっているように思う)。野心家ものは妻好みではないのである(彼女の夫も大学の総長をめざしてはいない)。

2時を回った頃、昼食を食べに出る。

「プリミエールカフェ」に行く。

メニューを眺めていると(パスタにしようかな)、マスターが「スパゲティグラタンはまだお食べになったことないですよね。うちの一番人気メニューなんです」と言った。壁に「カフェ・ド・コバ」時代の雑誌記事が貼ってあって、スパゲティグラタンが人気No.1メニューとして紹介されている。(写真の女性はマスターの奥様で、いまも厨房担当である)

「では、それをお願いします」と注文する。ふだん私は昼食にカロリーの高いものは避けているのだが、今日は夕方からゼミがあり、夕食をとるのが8時過ぎになる予定なので、腹持ちのよいものを食べようと思ったのだった。

まず、コーヒー。

次に、サラダ。

そしてメインのスパゲティグラタン(トースト付き)。

ホントだ、中からスパゲティミートソースが出てきた。

店内のテレビが今日の東京の新規感染者が667人であると報じている。昨日よりは少ないが、先週の金曜日よりは多い。ジワジワという感じである。

マスター手作りの仕切り版。テーブルに座る人の人数や関係性によって組み立て方を変えることができる点が優れものである。

素材はアクリル板(いま高騰しているらしい)よりもずっと安価で加工もしやすい段ボール製の緩衝材である。向こう側の人の顔は見えないが、他人同士が同じテーブルに向かい合って座る場合はむしろこの方がいい。

「プリミエールカフェ」を出て、その足で大学へ。

キャンパスの側のうどん屋「ごんべえ」で夕食をテイクアウトすることにする。

先週は午後9時までの営業だったので、ゼミが終わってから食べに来れたが、今週はまん延防止措置が発令されて8時までの営業となり、ゼミが終わってからでは食べに来れないので、テイクアウトしておいてゼミが終わってから研究室で食べようと、カツ丼を注文。店内であれば汁代わりのうどんが付くのだが、テイクアウトでは(しかもすぐ食べるのはなく3時間半後になる)ふやけてしまうだろう。だから「うどんはいりません」というつもりだったが、冷たい汁にすれば大丈夫ですよと店の方がいうので、ダメ元でお願いした。

5限は3年ゼミ、6限は4年ゼミ。

久しぶりの対面授業で気づいたのだが、学生の発言が聞きとりにくい。私の聴力が落ちているのと、マスクのために声がくぐもっているのとの相乗効果であろう。これまでオンラインでやっていたときは全員がマイクを使って(たいていはマスクもなしで)話していたのでそういうことは感じなかったのだ。これは対面授業(それも人数に対して広めの教室を使って)の一つの盲点である。後半の4年ゼミでは教室備え付けのハンドマイクを使って発言してもらうことにした。マイクは回して使うことになるが、手の消毒とマイクの消毒をちゃんとやれば問題はあるまい。

ゼミを終えて(8時過ぎ)、研究室で夕食。

カツ丼は汁がご飯に染みて美味しい。

うどんは、問題なかった。元々腰のしっかりした太いうどんなので、ふやける感じがなかった。

食事を終えて、8時半ごろ大学を出る。

来週も夕食はこんな感じになるのだろう。

でも、対面授業そのものがいつまたオンライン授業に切り替わるかも分からない。一週間後の予定も不確かな時代になってきた。

帰宅してオンデマンド講義のレビューシートをチェックする。

風呂から出て、ラジオを聴きながら、今日の日記を付ける。

2時、就寝。