フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

5月3日(月) 晴れ

2021-05-04 13:27:30 | Weblog

10時、起床。

グラノーラ(+牛乳)、サラダ(+サラダチキン)、紅茶の朝食。

昨日のブログを書いてアップする。日記は寝る前に書くが、ブログは写真の構成(プロット)だけ決めておいて文章は翌朝に書く。日記とブログの違いは、読者を想定するか、しないかだけではない。「今日」のことを書くのが日記で、「昨日」のことを書くのがブログ。距離感が違うのだ。

午後2時からユーチューブで「プラットフォーム」というインプロ(即興劇)カンパニーのライブ配信『いと、といと。ふちかざり』を観る。千年先の未来の恋人が過去へタイムスリップ。男は昭和の時代に、女は大正の時代にと、別々の時代に生まれ変わるのだが、前世の記憶は潜在意識として残っているようである。それぞれの時代で2人は「運命の人」となるかもしれない3人の男(女)と出会う。二人は「運命の人」を選ぶのか、あるいは再び恋人と出会えるのか。というのが、基本的なプロットで、具体的なストーリーや結末は公演の度に変わる。私が観たのは大正篇「大正ロマン」の4回目の公演。他の公演を知らないから、差異がわからないが、彼女が三人の男の中から一人を選び、初めての「ハッピーエンド」となったようだ。明日の12時から5回目の公演があるので、そちらも観てみよう。

昼食は観劇しながらカップヌードル。

夕方まで原稿書き。

5時半ごろに散歩に出る。

閉店からずいぶん時間が経っている。何という名前の商店だったのだろう。

女塚小学校の前を通って大城通に出る。

そういえば最近は立小便をしている人を見ないな。

爺さんがやっていても「バーバー」とはこれいかに、というなぞかけを小学生の頃に作ったことがある。その心は・・・忘れました。

探求派のご主人のようだ。

「深掘りはいたしません。」

大城通が池上通に出る手前にある和菓子屋「大國屋」。ここは美味しい。柏餅を買う。

堤方橋(池上通)を越える。

次の浄国橋のところを右に入る。

六郷用水の跡を横に見ながら、少し進むと、

「大森めぐみ教会」の尖塔が見えてくるので、その道に入る。

「めぐみ坂」を登る。

坂の途中にある「大森めぐみ教会」。

『昔日の客』の著者で『山王書房』の店主、関口良雄はこの辺りを散歩することを好んだ。

かなりの勾配である。先日、庭の草取りをして、しゃがんでいる時間が長かったせいで、太ももの筋肉がまだこわばっていて、この坂道は堪える。

登り切る。

坂の上には堤方神社。参拝をする。

本門寺の五重塔が見えてきた。暮れ六つの鐘が鳴っている。本門寺公園をねぐらにしているカラスが舞っている。

日没前の日差しを浴びてる五重塔。

池上会館の屋上庭園から。

新緑の季節である。

新緑は緑というよりも黄に近い。黄緑という言葉があるか。

本殿の前に太い柱が立っている。

山門(仁王門)を出る。

山門から階段(此経難持坂)の間の露店が3つ出ている(すでに店仕舞いしている)。本来ならもっとたくさん出ているところなのだろう。

たい焼き。

チョコバナナ。

たこ焼。買うならこれかな。

階段を降りる。階段は96段ある。名称の由来は『妙法蓮華経』見宝塔品第十一、此経難持の偈文96字にちなむ。

階段の下に総門。ここから先は寺の外だ。

総門の横の掲示板。「朝食会」って何時からなんだろう。お粥かな。

総門を出たところに煎餅屋がある。

参道にある鬼子母神堂(厳定院)。先日、卒業生のホナミさん(論系ゼミ3期生)から出産の知らせがあったが、これから出産予定の方のために安産祈願をする。

帰りは呑川沿いの道を歩く。

現存しない「山下橋」のことを考える。

浄国橋を越えて後ろを振り返る。

もうすぐ家に着く。

夕食は竹の子ごはん、ブリの照り焼き、サラダ(+生ハム)、茄子の味噌汁。

今日は竹の子ごはんがメイン。

竹の子ごはんと合うおかずは何か、と妻は考え、副菜をブリの照り焼きに決めた。

デザートは「大國屋」で買った柏餅。白い餅ではなく草餅である。あんこはつぶあん(こしあんもあったが妻がつぶあん好きなのだ)。つぶあん派の人というのは一般に頑ななところがあり、つぶあんしか食べない。私はつぶあんも好きだが、豆大福や蜜豆のあんはこしあんがいいと思う。お汁粉は田舎汁子(つぶあん)、御膳粉(こしあん)どちらも好きだ。そのときの気分で。

食事をしながら『ネメシス』第4話(録画)を観る。

原稿を1本仕上げて、オンデマンド授業の収録をする。

テイク1でOK。時間は30分23秒。ほどよい。

風呂から出て、今日の日記を付ける。

2時、就寝。