8時、起床。今日は梅雨の晴れ間。あるいは梅雨の中休みの始まりの一日。暑くなりそうだ。
トースト(はちみつ&オリーブオイル)、目玉焼き、ソーセージ、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。
いつもであれば食事をしながら本日の『らんまん』(録画)を観るところだが、『あさイチ』のプレミアムトークに志尊淳が出演していたので、妻と一緒にそちらを観た。
10時に家を出て、大学へ。
11時から1時間ほど会合。終わって中庭に出ると、真夏のような太陽が頭上にあった。
昼食はコンビニで買ったおにぎり。昨日に続いてだ。2個か3個かは迷うところだが、今日は3時から7時近くまでゼミがあるので、途中で燃料切れにならないようにしておく必要がある。
おにぎりをたべながら昨日のブログを書いてアップする。
4限は3時5分からだが、どうもこの「5分」というのは切りの悪いものである。
4限は3年生の個人発表。一人当たり、報告15分、質疑応答15分、計30分ということで3名に発表してもらう。テーマはいま関心のあるもの。ゼミ論のテーマにしますと宣言する数歩手前の段階での報告、ディスカッションの話題提供という気楽な気持ちでやってもらえらばよい。
「日記」と「ペット」。これは一人が二つの独立のテーマについて話した。もしどちらも捨てがたければ、「ペットのいる日々の日記」というテーマにすればよいが、たぶん、そうはならないだろう。「日記」は「その日あった3つのよかったこと」を書くという手法にとくに焦点が置かれていた。「ペット」はココアという名前のトイプードルを飼っているそうだ。
「公園」。「公園」は都市に不可欠な空間である。さまざまな公園があるから、自分の家の近所のなれしたしんだ公園(それは空間から「場所」に変容しているだろう)だけでなく、たくさんの公園をフィールドワークすることである。もちろん公園をテーマにた文献も漁ること。足と頭を使うこと。これ、一種の文武両道である。
「SNS」。とくに「インスタグラム」に焦点が置かれていた。若者の間では初対面の人とLINEを公開するよりもインスタグラムを交換する方が主流という話(会話ではなく写真の方が気楽)や、位置情報で一日家で過ごしている(ぼっちな一日)と思われたくないために、外出して、インスタの写真を撮る(それも誰かといるという体で)ということを意図的にやっている人たちもいるという話が、私には興味深かった。
5限は4年生のゼミ論中間報告を2名。第一ラウンドの最後の一人と、第二ラウンドの最初の一人。
7時前に終わる。
普段、家で夕食を食べるのは7時半なので、まだそれほど空腹ではない。今日は「ごんべえ」のカツ丼セットではなく、蒲田に戻ってから(8時頃になる)どこかで食べることにしよう。
駅ビル東館6階の「東京純豆腐(ズンドゥブ)」に久しぶりに入る。冬場はよく来たのだが、暖かくなってからは足が遠のいていた。しかし、暑い日に熱くてピリッとしてものを食べるのも悪くない。
豚ズンドゥブを注文してしまった。本当は豚キムチズンドゥブでなくてはならなかったのだが、うっかりした。これも久しぶりの来店のせいである。スープをスプーンで一口飲んで「?」と思った。予想していた「あの味」と違うからだ。ぼんやりとした味である。それで注文を間違えてしまったことに気が付いた。まぁ、しかたない。やっぱりキムチは不可欠だ。
帰宅して、レビューシートのチェックを済ませてから、昨日モエさんからお土産にいただいた「とらや」の水ようかんをデザートに食べる。
二つ個食べた。
水ようかんを食べながら、朝に観られたなかった本日の『らんまん』(録画)を観る。見せ場が満載だった。圧巻は舞踏練習会の発足式の会場で、寿恵が高藤の申し入れをきっぱりと断るシーンだが、寿恵だけでなく、ダンス教師や高藤の妻までが、高藤の先進的であるように見えてあいかわらずの家父長制的な(男中心的な)考え方にきっぱりと異議申し立てを行った。女性たちの反乱。多くの視聴者(女性が多数を占めるであろう)が留飲を下げたシーンだったろう。
それはそれとして、寿恵は発足式に来る前、この日の朝に、万太郎からの結婚の申し込みを受けていた。それがあってこそ、堂々と、あの啖呵を切ることができたわけである。万太郎が直接、「白梅堂」を尋ねたわけではない。万太郎からの釣書(縁談を申し込むにあたっての自身の経歴などを記したもの)を仲人を依頼された大畑印刷所の大畑義平が神田から本郷まで夜明け前の道を歩いて(走って?)「白梅堂」に朝イチで届けたのである。平身低頭で玄関先で釣書を応対に出た菓子職人の文太に渡し、口上を述べる義平。文太は「とうとうそのときが来たのですね」と感無量の面持ちで義平を丁重に店の中に招き入れる。このシーンは実によかった。
さらにこのシーンが成立するためには、義平の娘の佳代が勝手に恋敵と思っている寿恵の顔を見てやろうと「白梅堂」を訪問して、彼女の美しさにうっとりして、「これは私が敵う相手ではない」と納得しながら、呆然と「白梅堂」で買った饅頭を家でパクパク食べているときに、母親に「何かあったのかい?」と聞かれて、寿恵が高藤のところに嫁ぐらしという話をしたシーンが必要だった。この話を聞いて、義平はこれは一刻もは早く釣書を届けなければと翌日(大安)の朝イチに「白梅堂」に出向いたわけである。佳代の気まぐれがなかったらこうはいかなかった。
そしてラスト。舞踏練習会の発足式の会場から舞踏の衣装のまま市中に飛び出した寿恵が万太郎のいる長屋に行き、あっけにとられる万太郎の胸に飛び込むシーンはまるでハリウッドの映画を観ているようだった。
続いて、『プレバト』(録画)を観る。前半のストーンアートは飛ばして後半の俳句コーナーだけを観る。
風呂から出て、今日の日記を付ける。
1時、就寝。