8時45分、起床。
トースト(はちみつ&オリーブオイル)、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。目玉焼きとソーセージ抜きなのは、いつもより早い時間に昼食を食べる予定があるから。
昨日のブログを書いていると、LINEに「スリック」のマダムの有紀子さんから連絡が入る。「TEA ROOM 101」の開店近しのお知らせだった。「スリック」は2月末に閉店したが、同じマンション(彼女の所有)の101号室をリノベして土日のみ営業(予約制)の小さなカフェを開店することになったのである。予約制ということで、予約がうまく取れるかというのはちょっと心配だが、待ち遠しいことである。インスタは「tearoom 101」。
11時半に家を出て、12時に南武線の鹿島田駅で卒業生のカナさんとトシキ君(二人とも10期生)と待ち合わせ、「パン日和あをや」へ行く。トシキ君とは2020年3月の卒業以来である。
積もる話や、もしかしたらあまり人に聞かれたくない話もあるかもしれないと思い、二階席を予約しておいた。「あをや」の二階席は一組限定なのである。
トシキ君は卒業後、地元の静岡の銀行に勤めていたが、去年の7月に東京支点に転勤となり、大森で暮らし始め、今年の2月に転職をして、いまは川崎で暮らしている。大森にしろ川崎にしろ蒲田の隣である。ずっと私に会いたかったそうで、なかなかそれができずに、私とはよく会っている同期のカナさんに頼んで、一緒に会いに来たというわけである。(注:二人はカップルというわけではありません)
まずは乾杯! 私とトシキ君はアップルタイザー、カナさんは6月のドリンクのノンアルモヒート。
私だけあんぱんを最初に頼んだのだが、カナさんが「美味しそう!」と言ったので、結局、三人で分けて食べた。
注文したものが次々に運ばれてきた。
舞茸のポタージュスープ。
カレーとチーズのオープンサンド。
トマトとチーズのオープンサンド。
サーモン、アボカド、クリームチーズのサンドウィッチ。
ベーコン、レタス、トマト(BLT)のサンドウィッチ。
〆のドリンクはほうじ茶ミルクティー。
よく食べた(笑)。
店を出る前に階段のところで3ショットを自撮りする(セルフタイマー使用)。
1階に降りて、ご主人に撮っていただく。
店を出る時、新顔のトシキ君をお店のご夫妻に紹介し、川崎に住んでいるので、これから顔を出すこととがあると思います、どうぞよろしくとお願いしておいた。彼は個人経営・家族経営のカフェとういものにこれまでは入ったことがなかったのだが、今日はそのよさを十分に感じたようである。
滞在時間は2時間半に及んだ。
さて、次のカフェはどこに行こう。「この町でほかにカフェはありますか?」とトシキ君が言ったので、久しぶりに「くもい」に行ってみることにした。「パン日和あをや」と同じ塚越通り商店街にあるお母様と娘さんでやっているカフェである。
ちょっと雰囲気のある脇道で一枚。
「くもい」は手前がパン屋さん、向こうがカフェで、中でつながっている。
パン屋さんは後からできたスペースで、それはまではカフェ「くもい」だったが、現在はベーカリー&カフェ「くもい」となっている。水曜・木曜が定休日。
ちなみに「くもい」(雲居)とは店主さんのお名前とかではなく、「雲の在りどころ」という意味の古語。
百人一首に「わたの原こぎいでてみれば久方の雲いにまがふ沖つ白波」(藤原忠道)がある。
矢向周辺のカフェには「パン日和あをや」、「ノチハレ珈琲店」、「くもい」と空模様に因んだ名前のカフェが多い。
内装も新しくなっていた。以前はテーブル席だけだったが、カウンター席が新たに設けられ、時代にマッチしたライトな雰囲気だ。(写真は入店時に撮ったものだが、この後、どんどんお客さんが入って来た)
われわれは4人席に座る。カナさんのスマホの自撮りで。今日のカナさんはレモン色のサマーセーターはお似合いである。
カナさんはウィークエンドケーキ(レモンケーキ)と紅茶、トシキ君はチーズケーキブリュレとミルク。
私はクリームソーダ。
「くもい」には1時間半ほど滞在した。店を出て、テラス席でトシキ君と腕相撲のツーショット。まだまだだな(笑)。
カナさんとツーショット。今日はトシキ君の心機一転の話が話題の中心だったが、彼女は彼女で人生の岐路に立っているいるようである。その話は次の機会に。
帰りは矢向駅まで歩いた。
川崎方面行のホームのベンチで電車を待ちながら最後の一枚。いつも時間に追われて生活しているというトシキ君はこんなのんびりとした週末は久しぶりだという。東京での生活はどうしてもそういうことになりがちである。これからは時々、各駅停車の週末を過ごして下さい。
二人とは川崎駅で別れた。帰宅して、『山下達郎のサンデー・ソングブック』をタイムフリーで聴く。
夕食はハヤシライス、ゆで卵のサラダ。カレーライスのときは牛乳を飲むが、ハヤシライスのときは麦茶である。形状は似ているが、ハヤシライスは辛くはないからだろう。
食事をしながら『ダーウィンがやって来た!』をリアルタイムで観る。3頭の若いオスのライオンにGPSを装着して、彼らの自立の過程を追跡するプロジェクト。実に興味深かった(続編がある)。
続いて『どうする家康』をリアルタイムで観る。家康の妻瀬奈(有村架純)が武田の使者と会っていることを知った信長は警告の意味を込めて武田と内通している疑いのある信長の叔父の水野信元(寺島進)を岡崎城で家康に殺害させる。そのときの寺島進の演技は内部抗争でヤクザの幹部が殺されるときのようであった。寺島はヤクザの役が本当によく似合う。
カナさんとトシキ君からいただいたお土産のバームクーヘンを食べる。
ホールだ。
4分の1を食べる(妻も)。もう1つは明日だ。
放送原稿を仕上げて、収録をする。34分42秒。心持ち短いが誰も文句は言うまい。
風呂から出て、『サンデー・ソングブック』をもう一度聴きながら、今日の日記を付ける。
2時、就寝。