フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

8月23日(金) 晴れ

2024-08-24 12:06:20 | Weblog

8時半、起床。

野良猫で半飼い猫だったナツの墓の水を替えようと思ったら、カエルが中にいた。まだ若いガマガエルで、そんなに大きくなく、動きは敏捷である。最初の頃は、夜の間だけ水に浸かっていて、明るくなるころにはいなくなったのだが、最近は、私がそばに寄っていっても、逃げない。図々しくなったのか、たぶん私がカエルに危害を与える人間でないことがわかったのだろう。水はあとで替えることにしよう。

チーズトースト、目玉焼き、ソーセージ、サラダ、牛乳、珈琲の朝食。

今日の朝ドラ。寅子の大学時代の同級生や先輩たちが甘味処「竹もと」に集まって、全員法衣を着て、寅子と航一の結婚を祝してくれた。このままで一週間の終わりにしてくれたらよかったのに、寅子と娘が同居生活を送ることになった星家の面々(二人の子供と母親)が浮かない顔でいる場面で終わった。どうもこういう演出は好きではない。来週の問題はあくまでも来週のもので、今週は気持ちよく終わらせほしい。朝ドラってそういうものだろう。

昨日のブログを書いてアップする。

11時20分に蒲田駅で卒業生のナナコさん(論系ゼミ8期生)と待ち合わせて、「まやんち」へ行く。先週の土曜日に会ったタイラ君とマイコさん、今月初旬に会ったレイナさんも同じ8期生だ。意図したことではないのだが、こんなふうに同じ期生とのカフェが続くことはたまにある。

今季、これが最後になるかもしれない(まだわからない)ピーチメル。(30日は私は予約をしていないが、お店ではピーチメルを提供します)。

桃は当たり年だった。

彼女はミフィーが大好きのようである。彼と長崎旅行をしたときはハウステンボスにも行ったそうである。振り返ってみると、カフェをご一緒した卒業生の2人に1人くらいは何かのお気に入りキャラをお持ちだったように思う。

ランチはどこで食べようかと相談し、最初、「きりん珈琲」に電話をしたのだが、席の空くのを待っている客が二組いるというので、断念し、彼女がまだ行ったことのない「本の庭」に行くことにした。

二人ともバニーニと梅ソーダを注文。

梅ソーダは私の意見を取り入れて、注文のとき「レモンの輪切りをいれますか?」と客に聞くようになった。珍しいからだろう、ほとんどの客が入れることを希望するそうだ。「名探偵コナン」の口上を真似すれば、見かけはレモンスカッシュ。中身は梅ソーダ。梅シロップとレモンは相性がいい。先入観を捨てて、お試しあれ。

パニーニ(イタリア風ホットサンド)の具材は、今日は、ピザソース、キノコのソテー、ハム、チーズ、イタリアンパセリ。

「パラペーニョ(メキシコ産の唐辛子)をお入れしますか?」と聞かれる。入れてもらう。ピリッとしたメリハリの効いた味になる。これも誰かの意見を取り入れたのだろうか。

ナナコさんは今日は婚約指輪と結婚指輪をされている。婚約指輪はお出かけのときだけで、普段は結婚指輪だけしている。この結婚指輪、同期のレイナさんとまったく同じものだそうだ(レイナさんとカフェをしたときそのことを聞いていた)。二人は仲良しだが、そんなことってあるんですね。

食後のスイーツは私はマンゴープリン、ナナコさんは昔ながらのプリン。

本の話をしていて、彼女が瀬尾まいこのファンだということがわかった。2002年のデビュー作『卵の緒』から主要なものは全部読んでいる。『夜明けのすべて』は小説だけでなく映画も観たというので、小説と映画の違いについておしゃべりをした。二人とも小説を読んでから映画を観たのだが、映画を観てから小説を読んだ人とでは違う感想をもつだろうと思う。

テラスに出て写真を撮る。

いまのところテラスは写真を撮るときだけで、ここでお茶を飲んだしりことはない。秋になったらしてみたい。

スタッフのKさんに写真を撮っていただく。

というか、Kさんの方から「お撮りしましょうか」と言ってくださるのである。ありがとうございます。

居心地のよいカフェで、2時間近くも滞在してしまった。

カフェ巡りの最後は大井町の「ポッタリー」にしましょう。「カフェ巡り」という言葉は2軒では不十分で、3軒いかないと「廻った」気がしないのである。

「ポッタリー」に向かう途中に「平和小路」と「東小路」という飲み屋街の入り口がある。どこの駅周辺もそうだが、こういう風景は「再開発」でいずれ消えてしまう。だからあるうちに撮っておく。

私は水曜日に久しぶりに来たばかりだが、ナナコさんは「ポットリー」は初めて。

二人とも珈琲を注文する。カップはたくさんのコレクションの中からマダムがそのときの気分で選んでくれる。今日はウェッジウッドのターコイスブルー(私)とグリーン(ナナコさん)だ。

ここでは体の不具合についておしゃべりをした。若い彼女とは共通の話題にはなるまいと思ったのだが、目や耳の不具合や首・肩こりの話をしたら、彼女もストレス性(と医者に言われた)耳の閉塞感があったり、首・肩の凝りは慢性的でときどき全身マッサージを頑張っている自分へのご褒美に受けているそうである(1回6千円ほどするそうだ)。マダムにその話題をふったら、マダムは足の不具合はあるもの(15分歩いたら休憩を入れないとダメ)、首・肩こりとは無縁のようである。目も丈夫で、複数の本を並行して(自宅用、職場用、通勤電車用・・・)読んでいるそうである。それは羨ましい。

「ポットリー」には1時間ほど滞在し、大井町のホームで反対方向の電車に乗ってお別れをした。次回は秋の深まった頃にでもお会いしましょう。

帰宅して、ナナコさんからいただいたお菓子を食べる。

チャイを抱っこして玄関先に立っていたら、通りがかった女性が(お仕事の帰りなのだろう)、チャイを見つめて、「毎朝、出窓のところに猫ちゃんがいるかなと楽しみにしているのですが、最近、見かけないので、どうしたのかなと気になっていました。会えてよかったです」と言った。あなたが朝、ここを通るのは何時ごろですかと聞いたら、「7時50分頃です」と答えた。そ、それは、チャイのせいではなく、私が朝寝坊をして、出窓の雨戸を開けていないからである。出勤のときにチャイの姿を見ると「今日はラッキー」と思う方は多いようなので、そういう方たちのためにも、もう少し早寝早起きを心がけねばとあらためて思った。

夕食は鶏肉とピーマンの味噌三、しらすおろし、冷奴とおくら、たらこ、玉子とワカメの味噌汁、ごはん。

デザートはヨーグルトとブルーベリー。「これで庭で獲ったブルーベリーはお終い」と妻がいった。さようなら今年の夏の我が家のブルーベリー。

食事をしながら『新宿野戦病院』第7話(録画)を観る。

「コンカフェで火災(放火)。大変な騒ぎになりましたね。」

風呂から出て、今日の日記を付ける。

1時半、就寝。