ふと思い立って、平日の夜に軽井沢、星野温泉の「トンボの湯」につかってまいりますた。ご存知、ハゲタカ社長率いる星のやグループの総本山にある日帰り温泉施設です。
さいきんでは、あの熱海の「蓬莱」、ならびにヴィラデルソルなる別館もお買い上げなのだそうで、まったく飛ぶ鳥を落とすイキオイ!!アメリカ流の「買い叩き」ビジネスはどこまで続くのか、当分目が離せない、というものです。ちなみに熱海の蓬莱はあの田中康夫ちゃんの「ペログリ日記」に何度も登場するのでイッキに人気が落ち込んだ超高級旅館。客がみんなペログリ族となったわけでもないのでしょうが(爆)、イヤーな空気が漂ってしまったのは間違いないところでしょう。
トンボの湯は、週末には駐車場に入場する段階から大渋滞、夏場やニッポンお得意の3連休などには駐車場待ちも日本橋タカシマヤ並みだ(完全意味明瞭)!ちなみにこちら長野では温泉はいるのに駐車場待ちをするだなんて、???です(爆)。ありえねーし、ってやつです。別にこんなところで並ばなくとも、ギョーレツしてる間に別の温泉に着いちゃう、というね(爆)。ギョーレツがすきなのか?どうしてもこちらに入りたいのか?はたまたヒマなのか?まったく理解に苦しむわけですが、とにかくまあ、ニンキなのでしょう(完全謎)。
デザイナーズ建築+計算されたライティングはやはり星のやの空気を引き継ぐものですからして、CP高し、といいたいところですが、正規入場料1200円。お盆などの繁忙期には1500円。それだけお支払いしておいて、あの程度、しかもギョーレツあり、では・・・というレベルです(信州もうど)。が、なんつーても星のやは2泊より(デフォルト)ご予約承ります、なわけで、平均的なグランドトータルでゆくとだいたいがアジヤのリゾートを飛行機で往復する価格とバッティングが起きるように計算されているのです。そいう超豪華リゾートの日帰り温泉な訳ですから推して知るべし、と。それがたったの1200円程度で敷地内の空気を吸えるのですからバーゲンだということもできるというものです。
ただし、浴槽で交わされている話題がモロに首都圏なのには笑えるぞ(爆)。セタガヤの一通がどうしたの、環八のあそこがどうの、サイタマのなにがどうしたの・・・と週末にせっかくリゾート地カルイザワの天然温泉につかっているというのに翌日の痛筋電車の車中と変わらない話題と人口密度、さらにはお客様の都会生活のご苦労をひしひしと感じてしまうあたり、「週末には」つらいところか(爆死)。
嗚呼、楽しきかな人生!!きっとこちらには湯の花だけではなく、都会のストレスも浮いているのでしょう。リゾート温泉トンボの湯に幸多かれ、と(爆)。せっかくナガノまできたのに、都会のアカまみれの湯などにつからなくても、と思うのですが・・・