お借りしたトヨタヴィッツ。走行3000kmちょぼのほとんど新車でしたが、ステアリングとクルマの動きの間にとてつもないギャップを感じて、慣れてもヒジョーにコワい運転感覚が印象的ですた(爆)。
リニアリティに欠けるというのでしょうか、とにかくひたすらコワいわけですが、んなゼータクをいってもいけませんて。今回は雨のワインディング、というパターンも多かったのですが、タイアの進化なのでしょうか、インフォメーションが途切れたり薄まったりすることもなく、こちら方面はオッケイ。タイアの進化はやはり凄まじいです。
なんといっても今回のルートになくてはならないのがクルマ。ジャパレン扱いにしてプジョールックと騒がれているマツダのデミオにも乗ってみたかったのですが車種指定ができない最安値プラン以外は眼中にない私の場合はハズしてもヴィッツ(爆)なトヨタレンタリース中心となるのです。例によってシートはどうポジションをいじっても決まらず(爆)。が、アクセルレスポンスはキモチ悪いほどよい、ときてるからギクシャクしがちになりますがそこはそれ。しっかりナラシます(完全意味明瞭)。2・7程度まで膨らませてあったタイアはしっかり2・2、2・0程度まで落としてやってからは落ち着いたし、しっとり感も出てホイールベースの長さから来るおっとりした感じが強まって本来のヴィッツらしくなったか。ネンピはほとんどがワインディングだったせいで20km/l程度でしたが、平坦路だったらかなりスゴイとみました。極端なほどの「かっくんブレーキ」は初心者マークの婦女子ウケを狙ったとしか思えませんが、奥に行くほどあいまいとなるブレーキフィールもまたトヨタ流なのか(脱力)。
今回走った阿蘇界隈はいわばリゾート。気がつけば「わナンバー」のヴィッツ密度は非常に高かったです。いちどデミヲの「わ」を見つけて勝負を挑んでみたのですが(ばか)、あっさり避けられてしまい、つまらなかったっす(←ばかですね~)。それにしてもヴィッツのカラーバリエーションはスゴイ(爆)。凝った色調が多く、とてもぢゃないがボトムグレードのクルマとは思えない。ビミョーなムラサキやグリーン、さらにホワイトと見せかけておいてじつはパールだ、などと興味の焦点がそちらへいってしまうあたり、やはりヴィッツ、というかトヨタのプロダクツですね~、と。クラウンやマークX、ひいてはレクサスとの関連もあることだし、ボトムエンドはこれくらいで、という割り切りのみが目立つヴィッツ。あんまり手を触れたくないステアリング(爆)、座ってもイヤーな気分になるシート生地、ボール紙みたいなダッシュボードなどなど、なんだか100均ショップに出向いたときの気分にそっくりだ、つまりは良し悪し論じるのではなく、ああ、これでも十分に足りているぢゃないか、と(爆)。割り切ってのっとくれ~、というヴィッツ君からのメッセージを強く感じます。以下痔号。