嗚呼、オーベルジュへの道

長野県佐久市にあるホテル「おいまつえん」CEO兼こづかいさん(爆)の日常

987ボクスタードライビングマニュアル インテリアから5年間の痕跡を消しておく

2013-03-20 09:01:08 | 987ボクスター・ドライビングマニュアル
Dsc07595さて、気候もよくなって、風さえ吹かなければまことに快適な昨今。ここらでボクスターのインテリアのそこかしこにつけられた前オーナー様ならびに私のここまでの使用に伴う痕跡を丁寧に除去しておくことにいたします。
アンタ、ふだんから、あれだけお手入れ方面で騒いでいるぢゃないか、と思われたそこのアナタ・・・あれはクルマをしまう前の礼儀みたいなもの。インテリアに関してはただの水拭き(きつぱり)。薬剤などは一切使わないやり方ですが、こんかいのは2年に一度の大掃除でございます。

そこかしこに気になるキズやヘタレがあるのは中古車の宿命ですが、距離がさほどでなくとも、そこはさすがに5年落ち。年式相応に残っているものです。一番おおきなのはサイドシルの靴跡・・・そう、シートにお尻を落とし込んだあとに、足の上げ方が足りなかったとみえて、靴底でザリ~、とやるアレでございます。ご丁寧に助手席までしっかりついていて、触ってみますと砂と砂利でざらざらしてますよ(涙)。
クリーナーで拭き上げるとご丁寧にアシのサイズぶんぼんやりとキズが浮き出てまいります(爆)。
どうせこれからもつくだろうし、酷くなったらプレートごと新品に換えれば、というのもあるのですが、そこまで潔癖ぢゃない(爆)。
幸いブラックのプラパーツですからして、昔使っていた固形タイアワックスでも塗りこんでおくといたしましょう。

ステアリングもオープン状態で日光に当ててみますと、白っぽいアブラだかホコリだかが、レザーのシボ部分にきっちり入り込んでいて、白くなっている。
テカリも3時と9時あたりに相当出てきております。

ステアリングやインテリアのクイックブライト洗いはたしか、2年前に買った時点でやっていたので、シボの谷間にQBがそのまま残って、熱で溶かされているのか(爆)。

こんかいはQBよりもはるかに強力なレザーシート・クリーナーをハブラシにとって徹底的にこそげ落とします(手に入れてからは初めて使います)。ついでにサイドサポートに使われているビニールレザーのテカリもきっちりマットに戻してやる、と。

サイドブレーキレバーの上部には地肌までいってる塗装のハガレが複数あって、これも気になるけど、色合いといい、ハガレ方といい、修復は非常に難しそう。
深追いすると大抵、ロクなことにならないのは経験上、よっく存じておりますから(爆)、マットな仕上げに戻してやれば気にならなくなるか、という感じ。
アタッシュケースのような硬くて重いものがレバーの上部を滑っていったな、というのが私の推測。おそらく運転席側から助手席足元のそれを取り出そうとして意外に重かったか大きかった、というパターンでしょうて(爆)。これも、ま、しゃーない。新車の半額で買ってんだから(爆)。靴用の調色が可能なペイントやら、レザーシート専用の補色クレヨンなども持ってはいるのですが、たいていその場しのぎにしかならない、のもこれまた経験上よく存じておるわけで~(汗)。

それにしても987ボクスター、ひいては997の「素の」インテリアは安っぽいです。造形こそ直線基調でクリーンな美しさですが、なんかペナペナしてるし、色こそ定番のブラックではなく、オーシャンブルーとカタログで呼ぶうつくしい濃紺ですが、700万円近くも払ってこれかい、てなものだったと思われます>新車オーナーさま。レザーが上に張ってあると、また違うのかな、とも思うのですが、なにこれがポルシェの伝統。
現在の興味はTIP-Sのスポーツクロノパッケージ(そうくるか)。TIPのマナーがどう変化するのか、興味津々。いっぺんころがしてみたいものです、ハイ。

というわけで、お彼岸でいそがしい、というのにこれですよ(爆)。まったくノーテンキというかなんというか・・・