嗚呼、オーベルジュへの道

長野県佐久市にあるホテル「おいまつえん」CEO兼こづかいさん(爆)の日常

正月寒波の中、またしてもお手入れを進める(好きなのかっ)

2015-01-11 13:29:27 | 秋の夜長のすごしかた

今朝の気温8度、ただしマイナス(爆)。気密の悪い30年もののサッシの内側には氷がびっちり張り付いてそれはそれはミゴトなながめでございます(爆)。

そんなに日は、おこもり(爆)。

毎日使いたおして、お世話になっているレザーグッズのお手入れを行っておきます。

一番頻度が高いのが腕時計、つぎにお財布、さらに手帳、というところでしょうが、私の場合にはこれら全てにプレミヤムレザーが使われている関係で、クリームもそれなりのものを使ってやります。

肝心なのは、クリームを刷り込む前に、汚れをいかに落とすか、というあたり。

レザークリーナーの類では、ヨゴレの上塗り、となる場合が多く、クツなどでは大した問題にはなりませんが、手元に置くものとしてはやはり洗ってしまいたい、というのがホンネでございます。

腕時計のベルトなどでは表皮と肌に直接触れる裏面とでは素材が明らかに違えてあって、ある程度の水分を吸収するように考えられております。というか、皮革というのはそもそも水に強いはずのものですから、仕上げに特殊なものが施されていない限りは洗ってしまうのが吉。

トカゲやワニがすんでいる場所を思い浮かべると、容易に合点が行くはずです(爆)。パリのマリオット系ホテル、ルネッサンスのプラスヴァンドームのプールで見かけた紳士はクロコのベルトをつけたまま泳いでおられたのが鮮烈でした(とほひめ)。当時は衝撃を受けたものです。

というわけで、恒例のクイックブライト洗い。もちろん使う水の量や温度に注意を払ってやる必要はありますが、例外的にすっきり仕上がるのでオススメです。

ハラハラするほど汚れが落ちてきて、不安になるくらいですが、なに素材にはとことん優しい洗剤なので心配いりません。

難関だったのはこれ。さよう、Genuine Java Lizardでつくられた手帳!

ワシントン条約ではすでに禁輸となっているはずの超プレミヤムレザーでございますが、20年前にギンザのポールスチュアートに並んでいたものを店頭で悩むこと3時間(爆)ののちにようやく買ったものです。「ふ」のサイズが均等に揃っていて美しく、見てよし、ナデナデしてよし(ばか)の逸品。

スケジュール管理とPWの管理むけに毎日持ち歩いては大活躍。のわりには綺麗でしょう?ネルの袋にいれてますからね(爆)。

こいつだけは水に濡らした瞬間にシミになってしまうので、取り扱いに気を使いますが、素材の印象とは裏腹に丈夫そのもの。このままだと、墓にも持ち込めるか、と。そんなご長寿プロダクツなのでした。

ああ、よきかな。年齢もここまで来ましたらいい加減なものに手を出しては使い捨てる、というのはそろそろ改めずばなるまいて。

というわけで、物欲果てしなく。