嗚呼、オーベルジュへの道

長野県佐久市にあるホテル「おいまつえん」CEO兼こづかいさん(爆)の日常

西友ひさびさのグッドジョブ!! Vintage Cider 2013

2015-10-24 15:52:48 | 今日の逸品

 

 

日本でサイダーといえば、アレですが(爆)、英国でciderといえば、アルコール分7~8%のリンゴの醸造酒のことです。今年の初頭にロンドンパブでしこたま飲んでまいりますたが、リンゴ由来の独特の甘みと心地よい酔心地にやられて、なんとか日本でも手に入らないか、とおもい探しまくってみたのですが、唯一岩手県の地ビール屋さんが、英国流に作っているのみで、生産量も少なくて事実上入手不可能でした。

ところが、つい先日近所の西友に立ち寄って輸入ビールやワインなどを検分しておりましたら、画像のこれが売られておりました。

飲んでみれば、懐かしくも飽きのこないあの風味豊かなリンゴサイダーの味。ほんのりとスパイシーでこたえられません。ロンドンのおもひでがよみがえるというものです(爆)。

しかも生産年付きのVintage ときました!ううむ、なんかよさげ。というわけで、売り場にあったのを全部買い占めてきたのですが、きょうびは西友もネット販売アリとのことで、いきなりオトナ買いをしてしまいますた。

届いてみますと、今度は一年新しいVintage 2013です。

並べると色が濃く、さらに良い予感。

ぜひとも定番化してほしいものです。みなさまも西友にお出かけの際にはぜひともお買い求めいただき、定番化にご協力くださいませ(爆)。

 


履き道楽2015 ドライブのお供にはJohn Lobb Cutter

2015-10-24 15:04:04 | 履き道楽

ひさびさの履き道楽ネタ。画像は、去年の大リストラにもめげず、しっかり手元に残した(爆)、John Lobb Cutter。

製造が中止になっていることや、アシへのフィットが抜群だったことから見事にリストラをくぐり抜けることになったわけです。今風なシェイプ、というのもあったか。

ラストは4596と呼ばれるロングノーズ+スクエアトゥで、サイズ選択を誤った前オーナーからお安く譲り受けたものです。

試着しただけの新品を、定価の3分の1のお値段で手に入れたのですから、良い時代がやってきたものです。

爾来、大切に履き込んで、カカトは一度ゴムの張り替えを行ったのですが、ソールはまだまだ元気。運転のたびに抜群のフィットが味わいたくて履いております。ドライバーズシートの狭い足元はペダルやフロアーに囲まれて靴にとっても過酷な条件ですが、そこはJohn Lobb謹製のスエード。ブラッシングと洗いで、その都度カンペキに蘇ってしまいます。このモデルで、たとえばMidnight Suede のバイリクエストなど行ったらキレイだろうなあ、と思うのですが、もはや廃盤。あるうちに買っておけ、というわけです。

どうです、6年も履き込んでいるようには一切見えないのがジマン。この耐久性でしたら、プレステージクラスのOxfordあたりで作ってみてもいいかな、と夢想する昨今。

そういやあ、つい先日

John Lobb Londonからメールがきて、春先に注文した一足が出来上がったから、取りに来てくださいね、と言われてしまいますた。くく~、これこれ、これを待っていたんですよ!!

通算2足目。Londonに出向く用事ができてしまう、というのが個人的にはたまらんわけです(アホ)。

今回はリザードでスペシャルオーダーをかましたのですが、仕上がりはまあ「凄まじい」そうです。なんといってもエルメス由来のJAVA Lizardですからして、インドネシア界隈での捕獲から始まった(まじ)というからタダゴトではありません。ううむ(汗)。

円ポンドのレートはあいかわらずぱっとしませんけれど、やはりまたロンドンへと出向いたからにはさらにまた一足、ということにならざるを得ないでしょうなあ(こりてねーし)。

というわけで、次の渡英の日まで、次の一足を夢想する毎日(ばか)。

画像は、今風なJohn Lobb Cutterに対して、83年頃にリリースされたRalph Laurenのクロコダイルローファー。新品で売り場に並んでいたのをキヨミズジャンプで買って以来、すでに30年以上履いているのですが、最前線で活躍中です。

この靴に使われたクロコダイルは腑が小さくて、上品。現行のJohn Lobb Lopezのクロコダイルは180万円超で売られていますけれど、並べてもこちらが圧勝するはずです、はい(きつぱり)。

甲革部分が短く、室内履きみたいな造りもオサレでしょう?

80年代の靴はアシ全体を小さく見せるデザインが主流。そいつをエレガンスと呼んでおりました。90年代後半リリースのCutterは逆にアシを大きく見せるデザインなのが興味深い対比。どちらがエレガントか、という議論もありですが、両方ヨイ、と。

もちろんお手入れも欠かしてはおりませんが、高価な靴を買っても、こうして30~50年は楽勝で履けることを考えるとリーズナブルに思える昨今。

個人的にはたとえ一足50万円払っても、一生ものだ、と捉えられればアリだろうなあ、と(買いませんけどね)。