嗚呼、オーベルジュへの道

長野県佐久市にあるホテル「おいまつえん」CEO兼こづかいさん(爆)の日常

加齢なる遠足(爆)山梨の温泉がすごすぎる

2015-10-14 19:35:26 | 加齢なる遠足(爆)

またしても連休がやってきた関係なのか、当ホテルには全世界から(爆)ゲストが押し寄せておられますた。

遠くはスウェーデンからいらしたので、和の味と風味を意識して、酒粕に味噌とミリンをあわせたのに漬け込んだ豚肉の低温ソテーに日本酒を煮詰めて作ったソースを合わせた一品をお見舞いいたしました。

同時にお出しした真澄の「ひやおろし」がとまらなくなって、テーブル全員ペロンペロン(完全意味不明)。仕上げに松茸ご飯と自家製のイクラでトドメをさして、ニッポンの秋を満喫していただく作戦、見事に成功。

かようなてんてこ舞いの連続でございましたが、無事に切り抜けて、今日は夕方まで半日のお休みとなりましたので、連休にいらしたyosshie師匠のブログを頼りに、甲府方面の温泉に出向きます。

yosshieほどの温泉好きがなんで山梨の甲府なんだろう、と当初はその意図が全く理解できなかったのですが、コーフン気味に語られるご本人の説明と、web情報を総合してまいりますと、どうやらものすごいポテンシャルな模様。

個人的には20年ほど前から、上京の戻り道などに中央道経由にしておいて、目に付く看板などを頼りにときどき楽しんではいたのですが、yosshieによれば甲府の街中をマークせよ、とのご託宣。

これまでは甲府盆地が一望にできる的なわかりやすい感じを中心に攻めてきたのですが、そうではなく立地や設備などよりも、泉質重視の「地も泉(地元住民向けのお風呂をこう呼びます)」に抜群の名泉が多数見つかるぞというわけです。

まったくノーマークだったわけですが、仔細に調べ上げてまいりますとどうやら街中温泉の宝庫らしい。

大分の温泉も別府の温泉群にはじまって、バリエーションや湯量の豊富さ、あと周辺環境などなどでとんでもなく素晴らしいわけですが

この動画に登場してくるおフロのほぼ全てに浸かり尽くしたミーハーな私にしてからが(爆)、まだまだ!山梨の温泉レベルはこれらと同等か、むしろ、って比較するものでもございませんね。温泉は語るものではなく、浸かるもの(爆)。

というわけでまずは

山口温泉。ガーン!なんと臨時休業な模様!クヤシイ、くやしすぎる。出鼻をくじかれるたあ、このことでい(爆)。

わざわざ大分の長湯温泉にあるラムネ温泉を訪ねたほどの炭酸泉好きな私といたしましては、諦めきれませんので、後日再訪を誓って、ここはいったん撤退。戻り道に別の「ラムネ」を有するという韮崎旭温泉に寄ることにいたしました(レポート後日)。

さて、半日足らずのお休みで、くじけているヒマなどはございません。急遽、こちらへお邪魔いたしました。甲府なのに草津温泉。

キホン、単純泉だというのですが、どっこい豊富なラドンやメタケイ酸その他天然ミネラルこれでもかの含有、さらにものすごい湧出量ときて、浴室内に立ち込める仄かな温泉アロマすらも感じられて秀逸。ほぼ貸切で、広大な浴室を満喫してまいりました。本当によいお湯なのが、スペックなど読まずともカラダで感じられる。こりゃ本物だと。

そのまま山梨市へと移動してさらにウナギ料理と温泉を楽しめる日帰り温泉がある、というので突撃してみますた。裏方向からのアクセスになってしまったようで、どうにも道がわかりにくく、GARMIN君も極端に細い道へと案内してくださるので四苦八苦したのですが、ようやく発見。行かれる方は、一般的な飲食店の立地を予想していると、絶対にたどり着けない仕組みになっております。要、覚悟(爆)。

極上のウナギとよく考えられた清潔な施設。さらにウナギ屋さん経営なだけに(関係ないから)ヌルヌルの浴感を愉しんでまいりますた!

いやあ、よきかな甲府盆地。

自宅からは2時間弱の距離ですけれど、しばらくは、宿泊も視野に入れながら 通いあげることになりそうです(爆)、ううむ。