どかーん、Rolex YACHT MASTER42。とうとうリリースされたヨットマスターの第2世代。ケース直径が40mm→42mmへと拡大、ということわ、現在のスポーツロレックスの主流サイズとなりました。最先端もうどをまとった、という印象ですね。
2000年の発表以来、ケースサイズ40mmに、ロレジウム、またわロレゾールと呼ぶコンビ素材の展開でやってきたこのシリーズにもいよいよ他シリーズでもおこなったアップグレード、つまり大幅値上げが行われてしまったというわけです。
ヨットマスターはマジにヨットを趣味。あるいは職業にしている人向けのシリーズ2をちゃんと持っておられますが、別格扱い。搭載のカウントダウン機能を使うのなんて年に何度あるの、というくらいな特殊時計でして、お話は別でございます。
今回のモデルチェンジはそれとわ違う、普段使いのモデルとしてのテコ入れを感じます。
スーパーゴージャスなサブマリーナであると理解するとスッキリするのでわないでしょうか?
42mmケースは日本人にはデカイって?いへ、時計のサイズなんてえものはその日のうちに慣れてしまうものです。旧型と比較したらデカイ、というだけのお話で、私にはようやくキャラクターに合ったケースサイズになったな、と映ります。
ヨットマスターシリーズのロレックスラインナップ内でのポジションからゆけば、このモデルチェンジ、というかモデル追加は遅すぎるくらいなものですが、満を持して、という印象です。イキナリのWGケースにセラクロ=ムベゼル装備でお値段300弱ときた(のけぞる)。
おそらく、正規店店頭向けにはスポーツ系の在庫を極端に絞って、希少性を演出する昨今の実勢からゆけば、400に限りなくちかい実勢価格となるモデルだと思われます。いよいよアチラがわ(涙)。
というわけで、スガスガしさ全開の、元祖YACHT MASTER 16622。一年の中でも長袖から半袖に移行して、ウデドケイが目立つようになるこの時期、マダムに懇願して、長期間、借り出しております。
現在のようにアチラ側にいってしまう前に手に入れておいて、本当に良かった、といって非常に満足しております。
40mmのケースは、今となっては若干小さめか、とも思えますが、凝縮感が感じられる絶妙サイズ。これはこれで、となります。デイトジャストですら、主流サイズを41mmに拡大した昨今、ロレックスの最新トレンドは明確に大径化に向いておりますが、この辺りは好み。
僕もこのヨットマスターのあとにデイトジャスト2を巻いたりするとほんの1mmの大径化でも違和感を感じますが、じつはその違和感は2秒でなくなります。最近はそれが1秒程度に短縮されてまいりました(爆)。
シリーズは最近になってブルーやチョコレート、それにPGのケースを使ったバリエーションなどなどを追加していますけれど、普段使いにはこれが一番。
できれば僕も一本欲しいところですが、トケイを巻くウデは一本しかございやせん(爆)。こうやってお借りすれば済むことぢゃないか、といって自分に言い聞かせております。