画像は、john lobb chapel gold lizardさま近影。入手からは2年ですけれど、エイジングというか、ほったらかすうちに着色が進んで、ご覧のような存在感のある個体に育っております。
パリパリに乾いてしまうと、もろくなるのが皮の特性ですから、そうならないように水分ならびに油分を補給するのが靴磨きの主目的です。冬のあいだ、乾燥した空気にさらされて、パリパリ寸前だったのに気がついて定期的に引っ張り出しては、お手入れを日課にしておりました。
5月はとにかくいそがしい。さわやかな気候とは裏腹に、面倒なことの多い季節です。本業はともかく、ロクでもない雑事にまみれる、というのが実体。まったく忍耐のいる季節でございます。
なにぶんトカゲの皮の靴の所有は初めてなので、いろいろと気を遣いつつも履きこみの方も順調。もうすぐかかとの修理か、というレベルにきておりますが、ひきつづき一軍で活躍していただく予定。入手当時は、この色は派手すぎかと危惧されたのですが、どっこいこのような変色具合ですから服には合わせやすく、いわゆる
ヘビロテな一足となっております。
履いてしまえば、いっさい見えないのですが、随所に見所があって、味わい深いっす(爆)。
こうなりますと、もう一足と行きたいところですが、とんでもない(爆)。「道落」もその辺にしておきな、とご先祖様が枕元にお立ちになりますって(爆)。