みなさま、お元気でお過ごしのことと存じますw。私も元気、ですが公私共にお疲れ気味でしたのでwここらで心機一転、あたらしい履き物の世界を開拓してやろうぢゃないか、というわけでフランスのパラブーツの門を叩いてみました(それかい)。
パラブーツはいまさらではございますがw創業100年を越える老舗。一貫してゴム底の作業靴を中心に作り続けてきたブランドですけれど、いわゆるドレス靴とは一線を画しており、どちらかといえば気取らない普段使いのフツーな靴ブランドです。
私もこれまで店頭で見かけるたびに試着だけはしてまいりましたけれど、何故かご縁がなく、レザーシューズではもっぱらジョンロブを中心に買い漁ってまいりました(あほ)。おもに木型との出合いが作用したものです。
パラブーツはこれまでに何度となく古着屋の店頭で見かけたり、パリのサンジェルマンの店にもお邪魔して試着したりもいたしましたが、ふうん、とおもいはするものの、分厚いゴムソールやノルヴェジアンと呼ぶ製法からくる全体にゴツくて重い印象の一足にはいまひとつピンと来なかったのは事実です。
おもにファッションとの兼ね合いだったと思いますが、そのファッションがコロナ以降、劇的に変化してきたのを機にだんだん気になってきたのがパラブーツさまですw。おもにパンツのシルエットの影響です。
ここ10年くらいはひたすら細身よりのテイパードだったものがここへきてズドンと男らしくストレート寄りのテイパード化されて、手元に残っていた80年代からの膨大なストックがリバイバル可能になったのは大きいです。
ボリュームのあるパンツにはスマートな靴よりもボリュームのある無骨系がやはりバランスが良いのでは、となるのでその辺りの兼ね合いでパラブーツのようなキャラがアリなのかも、となるわけ。
タダーシ、恐れながらもサイトをのぞいてみますと、正規店小売定価は各モデルともにいつの間にやら10万円弱(!!)。僕がセレクト屋やデパートで試着していた頃には高いものでも4万円がせいぜいでしたから、ウッソーってなもんですw。
というわけで、こんなときにはやはり⭕️ルカリですねw。
自社製、が自慢の各種ソールです。ゴムのブレンドから行なってこのバリエーション。諸先輩方によれば歩きやすさと減りにくさでは世界一ではないか、という意見もあり、数年後が楽しみですが、過去に何度か試着してあるとはいえ、そんなの今は昔。15年も前の話です。
サイズ感をあらためて確認しておくためには店に出向かないと、と考えてスケジュールを見てみるのですが、5月のGW明けから9月末までwびっしりと予定が組まれています(涙)。このベストシーズンに1日もお休みがないというのは、気が遠くなりそうになりますが、考えてみれば例年通りですw。
好きでやってるので無問題か、と。
メルカリでは、個人出品者のこれまでの出品リストを「忍耐強く」眺めているとファッションの傾向はもちろん、大まかなサイズ感も知ることができます。モデルごとに買い増したり売り払ったりしているパラブーツの出品者とくれば、それらはさらに限定的wで確度の高いものになります。
高確率でスニーカーや英国靴の木型などが私の知ってるそれらとバッティングするケースがあって非常に便利。そういう中からパラブーツの各モデルのサイズ感や出品者さんの足のクセwを調べ上げてゆく作業は、とてつもなく時間がかかるものの、ヒジョーに楽しい作業です。
この人、甲高なのにこのモデル売り払って、こっち買ったけどすぐ売り払ってるわ、とかねw。余計な発見もあって、必要もないものを買う羽目になったりもいたしますが(あほか)そいつもまた楽しからずやw。
また、パラブーツ各モデルのフィッティングは非常に難易度が高く、モデルの木型と購入者の足型の組み合わせ次第では買わない方が吉、というケースすらあります。そこをネタにしたYouTubeも無数にあって退屈いたしませんw。
私の場合は大まかなサイズ感とモデルごとのフィッティングはおぼろげながらわかっているし、本当に欲しいモデルは3つか4つw。あとはモデルごとに無数に存在するバリエーションによる違いに気をつければ、不見転でもなんとかいけるのではないか、考えております。
この場合、ショップ別注などというやつが厄介で、このような限定モデルのほとんどは木型が一緒で同一サイズであってもフィッティングがビミョーに違うケースがあるとのこと。メルカリ狙いだとここだけはギャンブルなわけねw。
出品者さんとのコミュニケーション頼み、ということもできます。
ううむ、楽しみです。って試着したいよう〜
詳細次号。