嗚呼、オーベルジュへの道

長野県佐久市にあるホテル「おいまつえん」CEO兼こづかいさん(爆)の日常

木曽路は山の中だった(爆) ボクスターを引き取りに出向く旅-3

2014-10-08 10:34:37 | 

さて、戻り道にもいくつもの選択肢があるのが、わたしの移動(爆)。新品の、それもポルシェ謹製のパッドとローターを味わえる、などという機会は今後もそうはないな、という思いから、やはり高速道路+山岳道路を組み合わせておきます。って、全部のルートでその組み合わせとなるのは内緒(爆)。

トクイチオートを出発してほんの20m少々で決断しなければならないのですが、今日は周辺の道路が軒並み工事中ときている。

というわけで、いきなり一番の大回り(爆)、東海北陸道~飛騨高山~平湯~松本経由を選択いたしました。距離にして100km、時間にして1時間のプラスなのですが、なにこちらもこれでもかの路面と景色の変化に富んでおり、なんといっても後半の飛騨高山~平湯区間では、時間的に見てほぼ貸し切りのワインディングが期待できるのです。

そこまでの高速道路でアタリをつけて、温度を上げておいて、本州一といわれる険しい山岳路で、テスト、というわけだーがね(ここ岐阜弁)。

おまけに、今日は絵に描いたような秋晴れ!

各務ケ原ではなんと26度。しかも湿気まじりという気温に見舞われたのですが、さすがにすこし北上するうちに気温は徐々に降下してまいります。

東海北陸道では、青や赤の請求書を用意して後席への乗客をお待ちになっておられる、シルバーのクラウンに行く手を阻まれてしまいましたが、どっこいブレーキの慣らしには絶好だ(爆)。

この道路が行き着く先は、もちろん日本海岸。おもに北陸方面ナンバーをぶら下げたクルマたちが、当然のように家路を急いでおられるのですが、急いでいるだけあって、みなさま用心深い(完全意味明瞭)。8台くらいの隊列を組んで、客待ち状態(爆)。90kmh+での走行を余儀なくされていたのですが、トンネルのなかでどなたかが捕捉された模様で、そこからはイッキに加速いたします。

このあたりから郡上八幡までは下りのトンネル+高速道路としては急なワインディング区間なのですが、どちらかといえば、速さよりもキモチ良さが売りのボクスターでも速い!

クラウンアスリートさんなどが面白がってついてこられていましたが、パワーも速さもあちらのほうが一枚以上、上手なご様子ですが、高速での安定感に圧倒的に欠けておられる模様。クラウンに追いかけられるのもなーんかキモチ悪いし、勘違いして「乗用車」と一緒にされても困るので、ミラーの点にしておきました(爆)。

平湯では気温9度。しかしフルオープンのまま(ばか)。いよいよまばらなワインディングに突入な訳ですが、足回りカンペキ!この区間は路面がこれでもか、と荒れているのですが、タイアがゼッタイに路面を離れないので、安定感がすごい。タイアも鳴かさずにあのイキオイ、というのはとりあえず、すごいとしかいえない。

気になっていたブレーキもこんなシーンですと、リズムのようなものにうまく乗って効かせやすく感じます。

マイスターからは「踏むのはほんの一瞬、みじかく踏みなさい」と申し付けられておりますので、そのイメージで行います。

今日は、折からの月夜で、あまりにもキモチがよいので、平湯温泉につかったあとも、屋根あきのまま帰還してしまいましたが、こんなときにBarbour Driving Jacketがハマりまくります。ヘビーオンスのオイルドコットンにキルティング裏地ですから、防寒性能も申し分ない。寒かったらフードかぶっちゃえばよいし。

というわけで、木曽路から各務ケ原へとまわり、東海北陸道から飛騨高山経由で松本、さらに佐久へとまさに御岳山周辺を大回りで1周するようなルートとなってしまいました。走行距離は500kmくらいなのかな?それこそあっという間に過ぎてしまいました。

ボクスター、ものすごい快楽機械です!今後もどのような展開が待ち受けているのか、非常に楽しみっす。

 


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