嗚呼、オーベルジュへの道

長野県佐久市にあるホテル「おいまつえん」CEO兼こづかいさん(爆)の日常

どこまでいくのか!ホシノリゾート

2011-07-14 12:53:42 | うんちく・小ネタ

Dsc01281 今日付けの日本経済新聞ー長野版より抜粋

全国で24の旅館やホテルを運営する星野リゾートは13日、10月に高級温泉旅館の統一ブランド「星野リゾート 界」を立ち上げ、チェーン展開に乗り出す、と発表・・・

云々とあります。統一ブランド、の部分はまあ新しいニュースですし、ハイエンド旅館のチェーン化など、全国でも例を見ないわけですが、「星野リゾート 界」ときいて、もしや!と思いググってみましたら、やっぱり!なんと前々回の九州でわざわざ見学に行った(見学だけですがなにか)阿蘇の「界 ASO」もホシノに運営委託だというでわありませんか(脱力)。新会社の名前に「界」が含まれているあたり、現状では相当な抵抗があるのがアリアリでまことに痛々しい限りでございますが、仕方がない!

まあ、あの立地でラックレート94500円~(1泊2食の2名利用のおひとりさまあたり料金)の九州一の強気料金だというわけで、それだけでも心細かったところですが(爆)、やっぱりね~、と。不良債権となる前にホシノが買い叩いたのかどうかは知りませんが、こうやって各所の超高級どころが軒並みホシノ化されて、サーヴィスの均質化が図られてしまうのはどうかと思う昨今・・・運営委託、といえばきこえはよいが、ようはカネでしょう・・・震災以降の客足のモーレツな落ち込みで、銀行に融資を引き上げられそうになっているところへ、ホシノ(=ゴールドマンサックス)から声がかかったのでは渡りに船、なんてえもんぢゃない。この米国流経営手法をお宿に持ち込んだホシノ方式はたしかに新しい、が、これがどこまで続けられるのか?興味の焦点でございますね~。

すぐ近くの湯布院辺りにもしっかり営業が逝って、売らんかい工作が行われているのが聞こえてくるようですが、経営者としても背に腹は替えられないわけで(一部意味明瞭)、震災以降の一連の出来事から推して、未曾有(みぞうゆう)の不景気が予感される日本列島にホシノ旋風が吹き荒れてしまうのか・・・この痔期に新事業展開発表、ってんだから推して知るべし!ま、5年後に「ホシノヤ阿蘇」となっていないことを願うばかりなり(完全他人事)。NHKドラマ「ハゲタカ」を思い出すのわ私だけでわないでしょう。

画像はニュースに驚きつつも、身だしなみを欠かさないももちゃん。毎日シャワーでスッキリなさっておられますって(爆)。


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