画像は立科リンゴロード(勝手に命名)。下りの連続をちんたら走るFDをポロでぶち抜いて差し上げますたがなにか(爆)。
一年のうちでも11月下旬のこの季節の立科はマサーニ「書き入れどき」というやつ。近年は単価の高い「ふじ」のみがもてはやされて、リンゴ好きな私といたしましては誠に遺憾ですが、美味しいものは仕方がないか。味がパイナップルにひたすら近寄ってゆくのに農家のみなさま気がつけよ、と考えはするのですが、なにそこはそれ、ニッポンのフルーツの流れは甘味追求のこの路線がメインストリームですから して、抗えない仕組みとなっております。このあたり、いっそTPPで世界の荒波にもまれて、更なる洗練を、と願うのはわたしだけでわないでしょう(きつぱり)。
いつもの選果場でお話をききますと、ことしは異常な品薄なのだそうです。高温傾向がいちぢるしく、リンゴらしいリンゴが育ちにくかった、という事情のようで、たしかにそうか、とうなずけます。温暖化の影響がこんなところにまで押し寄せているのに驚愕。標高700~800m近辺のこのあたりにまでそんな影響が及んでいるのに気がつくにつけ、リンゴがとれてるだけよいのか、と戦慄しつつ、選果場をあとにするのですた~・・・