画像はすでに履き古した(爆)、ジョンロブ・チャペル・・・リリース直後に瞬く間に人気モデルとなったジョンロブ名物のダブルモンクのスペシャルモデル。一足丸ごと、一枚の革で仕立ててある、というあたりがコダワリどころなのですが、そのコダワリがただの酔狂で終わらずに、履き心地にも反映されているあたりが説得力を帯びる!!
また、使われているミュージアムカーフとよばれるまだら模様のカーフがゼッピンで(カレーかっ!)、表面塗装ではなく、革そのものがコワいほど光りまくる品質の高さがモロに前面に出ているあたりがさらにスゴイ。ここまで名だたる銘靴を試しては磨き上げてきた(ばかともいいます)経験から逝ってもこのミュージアムカーフの光り方はハンパでわない。コードバンともまた違うさらりとした光り方は試してみる価値おおあり・・・と思ったら、そのミュージアムカーフそのものが廃盤となっているらしい・・・ううむ、イギリスのプロダクツのくせにこうやって良い物をすぐに廃れさせてしまうのわやはりエルメスの影響なのか、と勘ぐりたくなったりも・・・
#8000と呼ばれるスクエア・トゥのどこかモードの味わいもある木型に乗せたミュージアムカーフの逸品は見かけたら買っておけ、といいたいところながら、このところ市場からは姿を消している模様。
ノーザンプトンのジョンロブアウトレットに赴くと捨て値でころがっている、との情報があるのですが、どうなのか?どちらかといえば、保守一辺倒のジョンロブコレクションのなかでもこのモデルだけは出色。そこはかとない色気すら漂って、ジョンロブ名物のダブルモンクのアーカイブの中でも名前が残る傑作と思います。長いお付き合いになりそうな予感~(爆)。なんといってもクルマと違って、維持費がかからないのがヨイ(爆)。