Ingenierは、英語でいうエンジニア。たしかにクールで、数学的な印象(違)。
ううむ、手元にやってきたこれは、一言でいってオトコっぽい(爆)。ショウウインドウのガラス越しに観察しただけなので、ウデに巻くのは実ははじめて。
画像からはグランドセイコーを思わせる実直な第一印象が伝わりそうになりますが、グランドセイコーが実直な叩き上げのシャチョーさんだとすれば、これは不埒なIT野郎、という印象がどこかにあります(爆)。
インデックスの取り付け角度と、過剰にビカビカの仕上げが効いて、ブラックが強調される仕掛けが施されているあたりがIWCのワザなのか。
ぜんたいにシンプルなだけに、針の造形や全体のサイズ感などが相乗効果で効いて、個性の主張という点ではほぼ満点ですから、服装を選ぶのか、とも思いますが、そのあたりはわりと柔軟な感じ。
ううむ、オールドインター(業界用語)に準じた、清潔感あふれるモデルを買ったつもりだったのですが、いざウデに巻いてみたら、非常にモダンな印象なのにはビックリ。夜光表示もCartier Roadsterと同様のスーパールミノヴァ採用で、アヤシク光ります。
印象は一言でいってレトロモダン。今風の設えとディテールが効いて、形は復古調でも、中身最新のスポーツカーみたいである。といっておきましょう。
ちなみに風防にはキズが入っていて、アレなのですが、これで相場からは優に10万円は安く買えてますので、許す。