嗚呼、オーベルジュへの道

長野県佐久市にあるホテル「おいまつえん」CEO兼こづかいさん(爆)の日常

目撃者の街角 さいきんのユニクロ(爆)

2009-11-11 18:55:43 | 今日の逸品

Lalba 一日としてメディアに登場しない日がないくらいに話題を振りまき続けるファースト・リテイリングことユニクロですが、さいきん出向いてみますと、ミョーに高齢者が多いのに気がつきます(爆)。

かくいう私も所謂、高齢者にわ違いないわけなのでこんなことを申しますのもアレなんですが(完全意味明瞭)、とにかくやたら多い。それも後期高齢者が中心だ(爆)。

今日はおばあちゃんグループが店員さんに「あったかいのわどれだぃ~?(「れ」にアクセントをつけますとこのあたりのしゃべり方の近い)」などと非常にストレートな質問をかましておられました(爆)。

また、これら後期高齢者には実はビビッドなピンクですとか、パープル、さらにクラシックなレッドなどがクヤシイくらいに似合っちゃう(きつぱり)!

じいちゃんたちは「なもの、へえ、ダメだにい「メ」にアクセント)、似合わねえずらぁ~」と尻込みするでしょうが、ぜひとも試していただきたいところです。また、今季のプレミヤムダウンで目立っているテラテラ光るシャイニー仕上げのビビッドカラーなどを羽織られたら、こちとらコゾーがどんなにがんばっても完敗ですぜ(爆)。

というわけで、ユニクロに集う後期高齢者に幸多かれ、と。ううむ、カッコイイおじいさん、てのが増えるんだろうか・・・(とほひめ)。とまれすでに国民総ユニクロ時代の到来を強く感じる昨今。株でも買っておくか、と(まぢ)。


「沈まぬ太陽」を観る

2009-11-11 07:45:37 | こんなの読んでまったがや

001113_001 さて、思い立ったが吉日、とばかり、「沈まぬ太陽」映画版、正規料金で(爆)観て参りました!館内は平日の最終回にもかかわらず、8人も観客がいてびっくり(爆)。さよう、こちらのシネコンでは封切り日翌日あたりでも館内にはほんの2,3人、というのがザラでして、映画館人口は減少いちぢるしいです。

3時間25分に及ぶ超大作、途中に10分間の休憩を挟む、という珍しいほどの超長編映画ですが、このところこのてのニンゲンドラマはフィクション、ノンフィクションを問わず、お目にかかる機会が非常に多く、そこはかとなく展開が見えてしまうあたりは仕方がないか(爆)

冒頭から原作の3部作を一緒くたに織り交ぜながらの怒涛の展開が始まるので、時代のオーバーラップが忙しく、主人公の髪の毛の生え際辺りを頼りに(爆)整理しながら観る努力が必要。原作を読んでいる私としましては、このあたり比較的ラクにこなせました。

アフリカロケに登場してくるランクルも時代考証に忠実で初期型、極最近型までしっかり活躍させている。遺族との補償交渉に出向く際の「やらと(爆)」の紙袋ですとか、現実味にあふれていて臨場感たっぷり。キャスティングは豪華そのもの。TVドラマなどではもろに主演クラスの俳優がほんのちょい役で多数出演しているのも見ものでしょう。

国民航空=ニッコーは徹底的に悪者扱いで、ニッコーサイドからクレームがつくのもむべなるかな。あまりの臨場感にすべてが現実なのでわ、と思わせる説得力に満ちた展開、映像、などなど、3時間25分はあっという間の★★★。それにしてもあの原作をよくぞ映像化した、と!トヨコセンセもこれならば満足っしょ(爆)。

画像は「沈んだ太陽(爆)」。おいまつえんのすぐ裏手からの眺めでございます。河は千曲川。


「沈まぬ太陽」を読む

2009-11-10 13:43:21 | こんなの読んでまったがや

0001110_001 佐久市立中央図書館蔵書・・・いわずと知れた山崎豊子センセの大作ですが、ここへきて渡辺 謙主演での映画化ですとか、物語中、語られる国民航空=ニッコーの労組をはじめとした社内の実態、御巣鷹山事故、さらに連日朝刊のトップを飾る日航の再建問題・・・などなどが巧妙に絡まりあってなんとも読み応えのある作品となっております。いってみれば「読み頃」といえるでしょうか(爆)

なんでも映画化にあたってはそれこそ日航の圧力で空港内でのロケが一切許可されなかった由・・・存続すら危ぶまれる債務超過の航空会社としてはイメージ・ダウン必至でしょうが、映画のでき如何ではさらなる経営悪化をも招くのでわないでしょうか。今週あたり劇場に出向いて鑑賞して参ります。なんでも10分間の休憩を挟んでの4時間近い大作だとか・・・気になります。

さて、それに備えた、というわけでもないのですが、原作を借りてまいりました。2005年に発行された豊子センセの全集。一巻あたり4700円(!)の超豪華本。どうりで紙の質が違うと思いますた。このアフリカ編ー1では労組の委員長にムリヤリたてまつられた挙句、ストに突入して経営側からの恨みを買う役回りが描かれておりますが、がんばれ恩地、と。どろどろした人間関係の描写は我らが清張センセに勝るとも劣らないが、えげつなさでは清張センセの勝ちか、というところ。「沈まぬ太陽」はこのまま2=御巣鷹山編、3=会長室編と続くわけですが、まあ、企業小説としても人間ドラマとしても白眉。映画とあわせての鑑賞をお勧めいたします。って映画まだ観てませんでした~(爆)。


赤倉観光ホテル謹製のフルーツケーキを賞味してみる

2009-11-10 12:52:16 | 食・レシピ

0001110_007 赤倉観光ホテル・・・妙高高原のスキー場のほとんど山頂付近に位置する、周辺ではまさにトップクラスのクラシックホテル。そちらのオリジナル、フルーツケーキを友人から頂戴したのでそのインプレッション。

こちらのホテルにはもう20年ほど以前にドライブの途中に立ち寄ったキヲクがあるのですが、ロビーからは野尻湖や斑尾高原のスキー場、反対側には日本海まで一望できてしまう立地には圧倒されます。当時の私には敷居が高すぎて近寄れなかった記憶がありますが、そちらで実際に焼き上げられているというフルーツケーキはいまだに昭和のレシピで焼き上げられている逸品だ、と。

0001110_008 ううむ、口に入れてみれば唸るしかない!いまどき真っ赤と真緑(爆)のマラスキーノチェリーをちりばめたフルーツケーキだなんて見ることもなくなりましたが、こちらには堂々とふんだんに使われております。実際にラム酒に漬け込まれたごまかしのないラムレーズンとナッツ類、そこへまとわりつくような濃厚な味わいのスポンジが絡んでえもいわれぬ味わい。

うちのマダムに毎年リクエストを出しているNYのクリスマスプディングを彷彿とさせる仕上がりは現地でのみ調達可能らしい・・・

今週末はアチラ方面へとドライブの予定がある(一部意味明瞭)ので、ちょいとよってみるか、と。ワクワクする昨今。妙高あたりではたしか先週すでに30cmの積雪があったそうですが、来月にはメートル単位での報告があるのでしょうねえ(とほひめ)。


バッファローウイングに挑戦してみる(爆)

2009-11-10 12:34:09 | 食・レシピ

0001110_005 マンハッタン北部、ハーレムの156丁目付近のルイジアナポパイで食した記憶をもとに(爆)、カリカリの香ばしいやつを揚げてみました。忘れがたい味だったわけですね~(爆)。

じつはこの他にもWhole Food'sなるスーパーマーケットでこっそりと(爆)買いこんではホテルでの夕食にあてていたのですが、そのときにチキンに付属していたブルーチーズのソースが忘れられず、今回はその再現に挑みます。バッファローウイングは名前から想像される通り、手羽の唐揚げ。塩コショウのほかに数種類のハーブで下味をつけた手羽の先、あるいは元(一部意味明瞭)に唐揚げとは違って小麦粉をまぶしつけて高温の油で揚げたものです。画像のような巨大な手羽元を使う場合には少なくとも2度揚げ、できれば3度ほどは油をくぐらせたほうが結果はよいでしょう。

もちろんこのまま食してもよいのですが、せっかくのNYの記憶が残るうちに、というわけで独特のソースを作ります。

0001110_006 サワークリーム+ブルーチーズ+レモンジュース+米酢+タバスコ+ウースターソース+塩、胡椒という具合に味見をしながら作りますが、タマネギとパセリのみじん切りで仕上げてやりますとそれらしいのが出来上がります。チーズとサワークリームの酸味だけで仕上げる上品なバージョンもあるのですが、私は酢とレモンでさらにインパクトをあげてみました。

付け合せはセロリのスティックだ、などというレシピも存在しますが、ここはなんといってもフライドポテトでしょう。皮付きのまま刻んだのがマスト。こちらはやはりアメ風にケチャップを添えます。

というわけで秋の夜長のカロリー補給・・・もちろん肥満に結びつくどころぢゃない、それこそ肥満まっしぐらのお献立ですが(爆)、たまにはよろしいでしょう。ビールと一緒にやればトマランチ会長(爆)。コーラ、それもチェリーコークもあいますがなにか(爆)、おためしあれ~!


目撃者の街角 あんまりうれしくない漂流物(爆)

2009-11-09 19:43:27 | 楽しきかな人生!!街角の目撃者

000123_002 実りの秋でございます。こちら信州では稲刈りも先先週あたりでほぼ終了。脱穀も終えて、そろそろ新米が手元に届く頃、でございます。

気がつけば立冬。この頃は一年間の成果発表というわけでしょうか、催しも多く、当ホテルもにぎわっております。さて、そんなお客様をお迎えする立場の私は体力勝負。美味しいものを供するにはこちらの体調が万全でなくてはなりません。というわけであいかわらずのジムがよい。

プールには巨大な、もといふくよかなご婦人がビート盤をこれまた巨大な胸元(爆)に抱えてラッコちゃん、もとい、オットセイのようにして浮かんでおられます。私もこれ、たまにやるのですが、浮遊感がここちよく、プールが貸切のときには「グレートギャツビー」の気分にひたれる、ってわけでなかなかいいもんです。

が、今日目撃したご婦人は混雑の中、浮遊しておられますよ~・・・ヲジサンの元に流れ着いては「ごめんなさぁ~い」、オニイさんの元に流れ着いては「流れがきつくてぇ~」だなんてやってる・・・男性の下になぜか流れ着いちゃうのも困ったもんだぞ(爆)・・・ううむ、もうちょいといいもの(完全意味明瞭)が流れ着いてくれりゃあいいんだが・・・

嗚呼、楽しきかな人生!!願わくば「若年の婦女子(完全意味明瞭)」がこれをやってくれるとプールにも華やぎってものが出てきてよいのですが望むべくもないのか(爆)。プールの望ましからざる浮遊物に幸多かれ、と!


フォアグラ入りオムライス

2009-11-04 07:56:52 | メニュー

0001030_011 オムライス・・・人気メニューのひとつですが、イメージからするとお子様向け、という傾向が強く、現にオレンジ色のチキンライスに黄色いオムレツをのせたオムライスは「お子様ランチ」の代表格でございますね。

当ホテルのオムライスには2種類がございます。ギンザの煉瓦亭がオリジナルの「元祖オムライス」、そしてチキンライスのうえにふわとろのオムレツをのせた一般的なオムライス。

おいまつえんではケチャップを一切使わずにトマトソースときのこ類、そしてフォアグラを使ったチキンライスを作り、さらにオムレツにはパルミジャーノレッジャーノをくわえたのをお出ししております。オムライスに添えるドミグラスソースは野菜の甘味を前面に押し出した仕立て。コースの仕上げに「あれ」をお願い、とご注文なさるお客様がたくさんいらっしゃいます。こちらは紅葉真っ盛り。本格的な寒さがやってくる前にいかがでしょうか? おいまつえん 0267-62-0251 oldpine@seagreen.ocn.ne.jp


FBMをのぞいてみる(爆)

2009-11-03 20:16:35 | オンロードでの出来事

0001103_002 蓼科界隈、白樺湖の上のほう(爆)・・・車山周辺で毎年開催されているFBM(French Blue Meeting・・・なぜか英語)に、お客様のルノーメガーヌRS@トクイチオートでもって乗りこんでまいりました。

運転してみませんか、とのオーナー様からのお誘いに抗えるはずもなく(爆)、RSのスコスコきまる6MTを操りながら、異様に伸びる3速のターボバンを炸裂させるうちにあっという間に目的地に到着してしまいます。乗り始めの3分ほどは独特のドライビングポジションにラテンを感じるのですが、5分も経過すればそれもあたりまえとなります。2→3→4速となんとも「チョーキモチイェー(キタジマ調)」3・0リットル級の加速を繰り返すのですが、ベタ踏みしないかぎり非常にリニヤなレスポンスと直線的に立ち上がるトルクに持ち上げられる感覚であっという間にとんでもない油温に達します。

コーナーに進入する前のストレートで思いっきり加速。意図的に一段高いギヤに入れたままマイクロボールベアリング頼み(一部意味不明)のフルブレーキングをかまして旋回にはいります。2に落とすもよし、そのほうがヤッてる気になりますからね(爆)・・・んが、この個体に関しては3のまま、ここもまた意図的に(いいのか)、さらにベタ踏みして差し上げますと異様なターボトルクが即座に湧いてきて前輪、ののち後輪が暴れる予感に見舞われる。これが楽しい(爆)!スキール音などほとんどきかれないまま4WDのそれに似た、後輪にトラクションを感じながらの「美しい」旋回が実現します。とうぜん滅法速い!!・・・通常のRS(一部意味明瞭)でこれをやったのでわ、3のまま進入→後輪泳ぐ→ESP作動→アクセル踏めないうちに→強制的なブレーキング→後方からヤンママのワゴンR改迫る(爆)→アヲられる、となるところですが、この個体に関しては、出口が見えないうちに一瞬床まで踏んでやる(完全意味明瞭)と後輪駆動のようなトラクションを伴ってコーナーを脱出してしまう芸当が可能となっています(驚愕)・・・いうまでもなくトクイチオリジナルのエアソリューションによるタイアグリップと油脂類の最適化、さらに踏んだときにトラクションがしっかりかかるアライメントから生まれる怒涛のトルクの恩恵と思われます。

0001103_004 理詰めで攻めることのできるフラ車・・・誤解を承知で申しますと「ドイツ仕立てのフラ車」なのでしょう。フン、なことして面白いんかい?というご意見もおありでしょうが、楽しくて速いんだから仕方がない(爆)。くやしかったら同じ結果を出してみな、と・・・

そんな個体でFBMに出向いて参りました・・・というFBMレポートでした~(爆)。え?なにイベントの内容?・・・いやあ、たくさん集まっておられました、と(爆)。

Gさん、いらしていただき、本当にありがとうございました。ラテンだジャーマンだ、という範疇を超えて、RSもやはり「正しいクルマ」でございますね~(一部意味明瞭)。運転させていただき、本当に貴重な体験ができました。誠にありがとうございました。まーじ欲しくなったです。個人的にはリアクォーター・ウィンドウとリアガラスのあいだにできた「スキマ」に「ヴァカーンス(完全意味不明)」を感じるところが好きですがなにか・・・