黒板の裏側で~おうみ進学プラザの毎日~

おうみ進学プラザは滋賀県の学習塾。困って、喜んで、泣いて、笑って、そして時々怒って。塾のドラマを実況中継します。

黄色のラッパと赤いリンゴ。実りの秋はフィナーレへ。

2018-11-26 17:00:15 | Weblog

引き続き『壬生義士伝』の上巻と下巻、浅田次郎著、文春文庫。
浅田次郎にはガッカリした経験があるが、これは名作なり。途中でジーンとなりつつ。電車の中でオジサンが涙を流しながら文庫本を読んでいるという情景は避けたいが。
よく下調べをして書いたのだなあと。浅田次郎一世一代の作品かもしれない。
話の中に医者が出てきて、その奥さんが出てきた。「もしや、この医者は…。そして奥方は…」と。
それにしても、盛岡市への出張よりも前に読んでおくべきでした。小説に登場する「北上川の支流の中津川」という川も、私は「鮭が見えるのじゃないか」と単純な思考で見ていただけでした。惜しいことをした。が、また盛岡に行く機会があるだろう。
本社でコトコトと教材を。
まず、確認テストに解答の誤りがあって、そこを訂正。気づかなくて、教室には迷惑を。すみませんでした。「できたっ。完成だ♪」と思っても、「自分でしっかりと点検したから大丈夫」と思っても、誰か他の人に校正してもらわないと。
新型の教材を作製中。
東京から戻った加野先生に言ったら「既にたくさんありますよ。ページ数が多くなりすぎて、授業時間が足りません」と。つまり…うむ、当面は使いみちが無い。
滋賀県内の私立高校、京都の私立、滋賀県立の特色選抜などが片付いた後で、「いざいざ、県立高校の入試である」というタイミングで使おうと思います。その時期には生徒たちが浮足立っている危険があるから、そこでビシッと態勢を立て直す。それがいい。
おうみ進学プラザは「勉強の秋キャンペーン」のフィナーレへ進んでいます。
国語科の「チャレンジ・ザ・俳句」の優秀作品を表彰中。以前「県中エクスプレス」で担当したことのある生徒が見事に受賞す。女生徒だから、賞品のお米を持って帰るのは大変だったかもしれません。ズッシリと秋の手ごたえ。
そして、広報チームの「#記述式記念・缶バッジのデザイン・コンテスト」でも優秀作品が決まって、賞品のオリジナル缶バッジが完成していますよ。
次のビッグ・イベントは「ファミリー・コンサート」です。びわ湖ホールが待っています。そこまで、勉強は秋を締めくくって冬へ、春へと進む。威風堂々の青春ロード。
写真は膳所教室の加野先生。
東京での1週間の研修を終えて、東京弁になっていませんか。
加野先生のこのネクタイが登場したら「いよいよ…」と。冬の季語…季ネクタイ…です。
授業風景を色々と。
相変わらず交通安全用の反射テープの使い方を間違えている先生たち。
そして、タイミングよく届いた岩手県のリンゴ。『壬生義士伝記念』です。
頭の中には中井貴一が愛妻と幼子と一緒にリンゴを食べている情景が。幕末だからリンゴ栽培は始まってませんか。
そして「まだ上げ初めし、前髪の、リンゴのもとに、見えしとき~♪」という詩が浮かびますが、しかし、あれは島崎藤村だから信州のリンゴですか。
ま、いずれにせよ、リンゴを食べて冬へ。

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