みちのく遠征から滋賀県へ帰ってみたら、比叡山高校は負けていました。残念なり。しかし、報道によれば白熱した好ゲームだったらしい。比叡山高校よくやった!
「せっかく甲子園に出場したといふのに、なんで滋賀県のチームが大阪のチームと当たるんや」という不満あり。組み合わせを決めるとき、昔は東日本と西日本に区分して抽選していたのになあ。ひきりに不満をもらす私。
智辯和歌山まさかの初戦敗退。
智辯和歌山は甲子園の常連で、優勝経験多数の強豪。野球部は特別な選抜をしていて、クラスも別扱い。相手の津商業は初出場の県立高校。10試合したら9回は智辯和歌山が勝って、そのうち5試合はコールドじゃなかろうか、というぐらいに圧倒的な戦力の差があったと思いますよ。津商業の選手たちだって「せっかく甲子園に出場するのに、1回戦からいきなりえらい高校を引き当ててしもうたなあ」と思ったのじゃなかろうか。それをはね返す大健闘で金星。甲子園はこれがあるから面白い。思い切って全力でぶつかる。青春の輝きです。
写真は南相馬の高速道路サービスエリア。伝統の相馬野馬追いの実物大模型が展示されていて、勇壮なり。「わぁ。馬のにおいもしますね」と…?…近所にあるドッグランの犬関連のにおいでした。
次は南相馬市鹿島地区での夏期集中講座の会場になった「万葉ふれあいセンター」。
ここにも放射線を計る装置があります。市教委の人に聞くと「今はもうそれほど気にならないですが、生徒たち一人一人も個人別の放射線量を量るバッジをつけていて、それを定期的にチェックされますから」と。これで「心配するな。気にするな」と言われても厳しいだろう。
ところで、はて、施設の名前、なんで万葉?と思って調べてみました。
1200余年前、笠女郎(かさのいらつめ)が大伴家持に対する情熱を詠んだ歌
「みちのくの真野の草原(かやはら)遠けども面影にして見ゆといふものを」(万葉集巻3)。
意味は「みちのくの真野の草原は遠いけれど、面影として見ることができます。しかし、あなたは同じ奈良で近くにいるのに、お目にかかれないとは」。
真野の草原は、真野川周辺の草原で、国指定史跡・真野古墳群や行方(なめかた)軍団とのかかわりが注目される真野古城など福島県を代表する遺跡が集中している。
会場では市教委のスタッフに世話をしていただきました。考えてみれば仙台市から南相馬市への行き帰りは仙台進学プラザの先生に車で。うむ。色々な人にお世話になりました。われら滋賀県3人組は、単純に授業をするだけでしたね。お世話下さった皆さん、ありがとうございました。そして南相馬の中学生諸君、よく頑張りました。
次に、今回の講座を担当した6人。右側のきちんとしたシャツの3人が仙台進学プラザの先生たち。お世話になりました。で、左側3人が滋賀県チームです。
ラストは華やかに。
仙台市の「七夕祭」を記念して飛ぶ飛行船。
そしてどこまでも続く七夕の飾り。