黒板の裏側で~おうみ進学プラザの毎日~

おうみ進学プラザは滋賀県の学習塾。困って、喜んで、泣いて、笑って、そして時々怒って。塾のドラマを実況中継します。

テレワークは照れワークでした。大人のTV電話ごっこ。

2020-07-16 22:14:47 | Weblog

旅行促進観光振興の「Go Toキャンペーン」が急ブレーキ。東京発着を除くらしいです。
まあ今の状況では東京には行きたくない&行ってほしくない。
このまま決行したら、東京から日本全国にウイルスを散布する「強盗キャンペーン」になってしまうところでした。
私の田舎にも温泉地や観光名所がある。良いところだけれども…故郷よ…高齢化が進んでいて、医療資源は限られている。そこへ東京からドヤドヤと…危険。
私個人も故郷の村に「跡取り息子」の用事がたくさんたまっていて、それを「もう少し状況が落ち着いてから帰ろう」と思って先延ばし、また先延ばしで申し訳ない事情なのです。観光振興、ブレーキで正解ですよ。
わざとらしいことをしなくても、まず感染防止。落ち着いたら日本国民、ドドッと旅行&里帰りに行きますよ。まず私が行く。ウズウズしていますから。故郷よ、待っていてくれ。
今日は本社で「夏期講習会 #記述式予習会」を開催。
講師役は私で、小西先生、廣瀬先生、荊木先生、西村先生、竹内先生が参加。
延々と述べました。中身は省略。
その後は丸亀製麺へ。若者たちは「焼肉ナントカうどん」などを食べていた。私も肉の乗った新メニューに挑んで、しかし失敗。普通のうどんが一番おいしいのだなあ。
スカイプで画面ごしに東京の人と面談。
まずスカイプがうまく動かなかった。パソコンの前で「まだかいなあ」と待つこと30分。
待つだけでは退屈なので、社会科の資料集を読んでいました。高校の教材ですが、面白かった。
しかし「これって、いつになったら始まるの?」
そこへ事務センターのスタッフが来て、画面をコチコチと操作してくれて、めでたく開通。助かった。
次に、音声が出ない。
画面ごしに見つめ合う東京のオジサンと滋賀県のオジサン。シュールな場面でした。
再びポチポチと操作してくれて、音声も開通しました。ありがとうございました。
「福井シャチョーはパソコン使えない」になる大ピンチでした。
こうしてIT時代の最前列に着席出来ました。
直接の対面、電話、メール、手紙など媒介する手段によって人間の態度は変わる。手紙だと、ラブレターの例でもわかるとおり人間がロマンチックになりますね。メールは軽佻浮薄に。スカイプ、便利ですが、あれはまあ「テレワークごっこ」でありました。
ギャグ。テレワークで、照れました。
文部科学省が現在の高校普通科を再編し、早ければ2022年春にも普通科に加えて「学際融合(仮称)」と「地域探究(同)」の2学科を設ける案をまとめたことが15日、関係者への取材で分かった。近く中教審の特別部会に提示し、さらに検討を進める。再編が実現すれば、1948年に新制高校が発足し普通科が創設されて以降、初めてとなる。
教科の枠を超えた学びに取り組む「学際融合」学科には大学や国際機関との連携体制を、地域社会の課題に取り組む「地域探究」学科には自治体や地元企業との協力体制や高校と地域をつなぐコーディネーター配置などを要件とすることを検討している。
以上がニュースからの引用ですが、この新型コロナの渦中で文部科学省、何を…?
この文章、読んでも「何のことかわからんぞー!」です。一応は教育関係の仕事を、それも長くやっている私。しかし、うむ、理解不能。
もしかして文部科学省、新型コロナに追い回されて、こりゃもう念仏でも唱えておこうという心境に至ったのか。
ま、「インターナショナル・グローバルサイエンス系」とか「ローカルエリア・マネジメント&エクスプローラー学科」とか、そういう安いカタカナにしてないのは好感が持てる…持てません!
一般的に役所の文章は読みにくいけど、教育となると輪をかけて難解。これはわざと難解にして、誰かから何かを指摘されるのを避けようとしてますね。
「松、竹、梅の3つに区分します」とはいかぬとしても、何かわかりやすい…わかりやすいのは困るのか。そうか。
文部科学省、こんなゴタクを並べている場合じゃない。生徒たちも保護者も困っている時ですよ。

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換気徹底!窓を開放したら、虫が…そこは堅田教室に秘策あり〼。

2020-07-15 17:06:55 | Weblog

【社内連絡の部1】
暑くなってきて、エアコンを使いますが、エアコンには換気の役目はありません。室外機から噴き出している熱風は冷却用の風で、室内の空気を排気しているのではないですよ。
かならず換気!
NHKの番組では
「一か所を開放した場合、室内の空気が完全に入れ替わるまでにかかる時間は45分。対角線上の2か所を開放した場合には7分」との実験結果。
生徒たちは虫を嫌がりますが、そこは我慢してもらって、換気を徹底しましょう。
北陸方面の井上先生のように、時刻を決めて換気と除菌作業をするとよいと思います。
換気タイマー、換気チャイムなど活用。
以上、慣れてしまって手抜きにならないように。勉強フル回転でも、感染防止も徹底すべし。
なお、生徒たちは異様に!…ファーブル昆虫記を読んでないからでしょうか…虫を嫌う。噛まない、刺さない、鳴かない。それなのに嫌います。男子まで!
窓を開放して虫が入って困る場合、堅田校・浦川先生に相談しましょう。
【社内連絡の部2】
夏期講習会に備えて、「#記述式」の授業の予習会をします。
明日の木曜日、12:30~14:00 本社 中1~3の理科と社会の記述式ページ。
明後日の金曜日、時間も場所も同じ。内容も同じです。
終了後、時間に余裕がある人は 丸亀製麺あり〼。
雨、長すぎ!そろそろ小笠原気団に頑張ってもらわねば。梅雨前線をグイッと押し上げて、夏が開幕。小笠原気団に期待しています。
【東京都小笠原村のホームページから引用します】
「小笠原諸島は1593(文禄2)年、信州深志城主の曾孫、小笠原貞頼により発見されたと伝えられています。人が最初に定住したのは江戸時代後期の1830(文政13)年、欧米人と太平洋諸島民でした。その後、江戸幕府や明治政府の調査、開拓により 1876(明治9)年には国際的に日本領土として認められます。
大正から昭和初期には、亜熱帯気候を活かした果樹や冬野菜の栽培が盛んになり、漁業ではカツオ、マグロ漁に加え、捕鯨やサンゴ漁などを中心に栄え、人口も七千人余を数えるなど小笠原の最盛期を迎えました。しかし、豊かで平和な島「小笠原」は、その後の太平洋戦争により大きな転機を迎えることになります。昭和19年、戦局の悪化により、軍属等として残された825人を除く全島民6,886人が内地へ強制疎開させられました。激戦地となった硫黄島では壮絶な戦いの末、日本軍が玉砕し、日米両軍合わせて2万余名もの尊い命が失われました。 日本が敗戦すると、小笠原は米軍の占領下に置かれることになります。昭和21年、欧米系の島民に限り帰島を許されましたが、他の大多数の島民は故郷への帰島は許されず、慣れない土地での苦しい生活を強いられることになります。 昭和43年6月、小笠原諸島は日本に復帰し、島民の帰島がようやくかなうことになりました。戦後23年間にも及んだ空白を埋めるために、国の特別措置法のもと様々な公共事業が推進され、新しい村づくりが進められています。 硫黄島は、日本復帰後も火山活動などによる自然条件が厳しいことから、旧島民の帰島は実現せず、現在は自衛隊及びその関係者だけが在島しています。」
小笠原さんが発見したから小笠原諸島で、そこにあるから小笠原気団。
福井氏が発見していたら福井気団だったのに、惜しいことをしました。小野気団、樋口気団、加野気団、前川気団…。
横田気団なら忙しく駆け回りそうで、古久保気団や真壁気団だったら強そう。名前というのは偶然についてしまうけど、慣れたら自然に。
そういうわけで、小笠原気団よ、ここはあなたの気合の見せどころですよ。夏を持ってこい。
【逸脱の部】
感動しましたー。
中村 舞 showroom【一人公演】
これをユーチューブで見て、オジサン、「こういう才能とセンス、会話能力は、いったいどこで学ぶのであろうか」と感心しました。皆さんも見るべき…いや、おヒマならば。
思うに、生徒たちも才能や可能性を秘めている…かもしれない。念のために言っておきますと、「子どもはみんな天才だ」とか「すべての子にウンヌン」とは思わないですよ。そういうのは修辞としては美しいけれども、事実じゃない。が、意外な才能、面白い個性を発掘することはできるのじゃなかろうか。そういう塾の仕事関連のことを考えつつ、中村舞さんの動画配信を見る個性的な…変な!とも言えるか…オジサン。
「新しい船を出せ。夢の帆を上げろ~♪」と中村舞が歌う。
予言。中村舞ならば偉大な指原莉乃…NHKの科学番組にも出演しています…の後を継げるであろう。
こうしてオジサンのSTU48研究は続く。ま、迷路ですね、これは。

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最先端テレワークの準備完了。ま、スカイプで話すということですけど、苦労したのです。

2020-07-14 18:18:01 | Weblog

梅雨の読書レポートの2。
『教師という接客業』,齋藤浩著,草思社。2回目。こんどは丁寧に読みました。
齋藤先生、ものすごい情熱。今の時代に珍しい先生です。しかし、公立校に勤務しているから何かと苦労なさるのじゃなかろうか。周囲につぶされそうになったこともあるのじゃないかと。それを突破しながら現在まで粘り強く。敬服す。こういう先生、学校教育の宝物です。
うちは学習塾だから立ち位置が根本的に異なりますが、それでも「そうだよなぁ」と共感するところが多かった。この本、川上亮一氏、蔭山英男氏とともに教員志望者の必読書で、おうみ進学プラザで生徒たち&保護者とかかわっていく先生たちにも読んでほしい。
あっ。社長が社員に「この本を読みなさい」と指示するのは美しくないですから、そこは遠回しに…塾の仕事でも、学校のようすを知っておくといいですよ。
おうみ進学プラザでは、夏期講習会の準備が進んでいて、小野先生、荊木先生たちが打ち合わせや連絡など。
私、既に授業用の資料集をホッチキスでパッチンとまとめて、教室へと送り出しました。「#記述式」の教材なので、予習が必要です。答をポンポンと読むのでは授業になりません。そこ、面倒ですがよろしくお願いします。かなり個性派のページもあります。
東京方面の偉い人と「スカイプで」と言われて、前川先生と加野先生に用意してもらいました。これがテレワークか。最先端の波に乗る私です。
スカイプ、不調。前川先生がカタカタと操作して、やっと開通しました。時代の波に乗り遅れている。
しかし、冷静に考えたら、画面なんか要らないような気がする。電話で足りるのじゃないでしょうか。相手の顔を見ながら…オジサンが2名で見つめ合って話をしても、なぁ。
世の中のテレワーク、つまりカッコつけてるだけなのじゃないか。疑問を感じつつ、ハイテク最先端テレワーク、準備OKです。
雨、やっとあがった。こっちはいいとして、九州の雨もあがっただろうか。
中村舞さんによれば、広島では晴れ間が出ているそうです。*筆者註;中村舞はSTU48のメンバーで、動画配信で天気の話をしていた。その後はカラオケ配信で、頑張って歌を歌っていました。こんな状況を動画配信で乗り越えようと全力です。
梅雨空の向こうに夏の青空。そして琵琶湖に虹♪いざ、夏へ出航。
*「出航」はSTU48の曲名です。

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『教師という接客業』という本を読んで、色々と考えました。

2020-07-13 17:45:02 | Weblog

梅雨の読書レポート。
『教師という接客業』,齋藤浩著,草思社。
筆者は現役の公立小学校教師。横浜国大卒。現場での困惑、立腹、苦闘などなど。
学校は大変だなあ、と思うけれども、構造的な問題があります。
1,昔は、学校の先生というのは偉かった。そもそも一般社会には、師範学校や大学を出た人はそうそういなかった。知識教養でも学歴でも地域のエリートで、保護者を圧倒していた。今は状況が違います。
2,教育委員会制度は、アメリカから導入されて、いきなりコケた。この委員会制度というのは日本には合わなかった。公安委員会(免許の更新の時やら交通標識のラベルなどで見かけますけど…)、人事委員会、公正取引委員会などなど全部が失敗で、その後は日本的にリフォームされています。
教育委員会は、あいまいな責任をもっとあいまいに、カスミのようにする役割で、それが学校という既得権団体にとっては心地よかったのだろう。仲良し仲間のナアナアのサークルみたいなもので、決然とした行動には不向き。変化の時代にはモゴモゴするだけでしょう。
3,昔は12倍を超えて狭き門だった教員採用試験の平均倍率が、今では2.5倍前後まで下がってしまった。一般に企業では「社員の採用には5~7倍の倍率がないと良い人材が確保できない」と言われるらしいから、この低倍率は教育界には厳しい。
4,何かのトラブルがあったとき、保護者は即!子供の側に立って判断してしまう。核家族では見方が単純化されやすくて、「それはうちの孫が悪いぞな」、「学校の先生が叱るのも当然で、うちの子が迷惑をかけたんじゃけぇ、学校へ謝りに行った方がええんじゃないか」と言ってくれる祖父や祖母がいない。
悩みつつ、嘆きつつ、著者の齋藤先生、がんばってください。きっと現場では素晴らしい先生なのだろうと思います。
その一方、おうみ進学プラザは…昔に比べれば「えっ?」という意外な苦労も登場していますが、学校とは構造が違うので、困っても悩んでも、つまり全力で頑張ればいい。法律や制度に保護されていないから、厳しいけれども単純明快です。
学校とは違うなあと思う一番は、学校では「もしも誰かに、何か言われたら…」という逃亡基準がある。
おうみ進学プラザの場合には、「いつも誰にも何も言われない」は、仕事がちゃんとできていない、塾としての特性を発揮できていない、頑張れていないことです。そこが決定的に違う。
ただし、生徒たちの環境、育ち方が昔とは変わってきていることは、ちゃんと認識して計算に入れておかないと空回りしたり、暴走になったり…うむ。変わるべきことと、変わってはいけないことと…塾には塾の悩みもあります。
この夏はローカル塾の気合と根性の見せどころ。頑張るぞ。


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「MはマグニチュードのMで、つまりマカベのMです」と説明しました。梅雨の雨をものともせず、テスト対策でグイグイと進む金剛力士・真壁先生。

2020-07-12 15:31:50 | Weblog

おーい、何とかしてくれよー。
新聞によれば…怪しいネットの情報じゃないですよ…東京都新宿区の保健所では、7月3日のPCR検査での陽性率が37.3%だったと。イチローと肩を並べる高打率。
わぁ。このエリアではお互いに新型コロナウイルスを噴射しながら飲み食い会話をしているわけですね。そりゃあ感染が拡大するはずですわいな。
「今のところ〇〇を要するレベルには達していない」とか言って、大丈夫か。大丈夫じゃないです!
東京、日本中にウイルスを振りまく迷惑センターになってるんじゃいないかい。この時点で何とかしてくれないと、滋賀県民は困ってしまいます。普通に真面目に暮らしている人が、老人や子供も含めて困ってしまいます。
梅雨の豪雨、やっと終わりかな。被災地域での作業は大変でしょう。私も村でタンスを捨てに行ったり、畳と布団を捨てに行ったり、テレビや冷蔵庫を捨てに行ったり、家の前に流れ着いた木材やら色々な物体を捨てに行ったり…とにかく捨てる作業でした。
あれは本当に大変。頑張りながらも悲しいし。

写真は栗東教室。学校の期末テスト対策がパワフルに。
PRプリントには「地獄」と?
なんと12時間も勉強するプログラムです。
しかし、真壁先生は閻魔大王じゃなくて、生徒たちの成績を引き上げる金剛力士です。寺嶌先生が阿弥陀如来か、天使か。
生徒たち、疲れも見せずに頑張っていました。「ちょっとさすがに疲れてきたようです」というタイミングで、私にバトンタッチ。そして再び真壁先生&寺島先生へ。
グングン進む栗東教室。

AKBからSTU48へと乗り換えた私。初歩から学んでいます。
中村舞ちゃんのショールーム配信を見る。1時間以上も延々とやるので、ちょっと長すぎて困ります。
ヒマなのかー!
はい、現在は劇場公演ができないので、メンバーは練習だけで、ヒマを持て余していますね。
「メイク配信です」
は?これは、自分がお化粧をする様子を実況中継するのです。そんなことをしていいのか!それに、この人はお化粧なんかしなくても相当に美人だから、不必要なのではないか。
疑問を感じつつ見守るオジサン。
各種の物質、固体状のものと液体。器具も。それらを使いこなす。
「みなさんも御一緒にやってくださーい」
いや、私は…。
「最初にマブタの上のあたりから、今日は白いのを使いますよ」
うむむ。
見ていると、たしかにさらに美人化していくようだが、元のままでもいいと思います。
途中で見るのを断念しました。1時間以上もこういうのを見るのは変です。
研究成果。
1,お化粧する前の方が感じがよかったです。
2,カラコンというのを目に入れると、目の健康上なんらかの問題があるのではないか。
3,うまくいかないとき、現代の若者は「あちゃーっ」とか「うひゃーっ」とは言わず、「びえーん」と言うらしい。BとPの中間ぐらいの音で言うようです。
4,「じらいっぽいかなあ」は「地雷」か。
まさか戦争で使う地雷ではなかろうから、これは古典演劇の「児雷也」から転じたものかと思われます。どうだろう。
*そういえば今日、電車の中で斜め前の席の女性がお化粧を始めた。時々目が合うので困りました。世の中に怖いものなんか何もないワヨ、という堂々&決然の女性でした。うむ。ものすごく真剣に本を読むことによって、目が合うのを避けるオジサン。

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