『自転車がシュルシュルと、並木の中に吸い込まれた。緑が頭上を覆い、木漏れ日が無数の光線になって、シャワーのように降り注いでいる。光の粒がまだらもようを描き、体の上を駆けていく。五分ほどで並木を抜けた。うしろを振り返ると、モコモコした森の中に道路が呑み込まれている。まるで童話の絵のようだ。たしかに「杜の都」なのである。』
以上は、石田ゆうすけ著,『道の先まで行ってやれ』,幻冬舎文庫 からの引用で、「仙台の光のシャワー」の部分です。
仙台には何回も、何十回も行ったけれども、そういうことを感じてない私。感受性の差ですね。次回は…うむ。
石田ゆうすけ、ただの冒険自転車野郎じゃないなあ。文章がパワフルで繊細。描写が美しいのに嫌みが無い。自慢しない。
アマゾンで探して、ドドーンと全部買いました。古本なので1冊が50円とか120円など。送料がかかりますけど、なるべく同じ古本屋で買って節約す。この人の本を片っ端から買って、約3000円なり。小さな夏の贅沢。
コロナの圧迫下、頭の中で自転車旅行です。スイスイ♪
【おうみ進学プラザの近況】
ベテラン組が感染拡大防止について、注意喚起のメッセージカードを用意しています。
若者よ、特に気を付けてください。
高校生も意外に行動範囲が広いらしいから、くれぐれも。
このまま感染が拡大したら…逢坂の関を閉鎖するような事態が…うむむ。色々なケースを想定して備えておかねば。そして、慣れず、飽きず、緩めず、粘り強く防止手順徹底で。
事務センターにフェイス・シールドが届きました。マスクにフェイス~に、こういうものが必要になるとは、あ~ぁ。
授業で使うつもりですが、私に似合うかと言われると…そんなことを言っている場合じゃないですね。
夏の指導プログラムも、用心に用心を重ねて準備中。学習イベントは人数制限があります。これは仕方ないです。担当者から「希望者はお早く」とのこと。
夏期講習会のオリジナル版テキストが印刷、製本完了です。事務センター・福富氏のIT技術と熟練のお蔭で、今年度の
「ピンチをチャンスに」、
After the storm comes the rainbow.
と、「琵琶湖にかかる虹」を表紙に。
このテキストで、気合十分&栄養満点の爽やかな夏を。