King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

ウルブズ元気ないぜ。

2005年02月07日 01時10分31秒 | バスケ
February 4, 2005
Target Center,
Minneapolis, MN
Attendance: 19,444

FINAL      1    2   3    4   OT   T
Rockets     26  28  29   21  15  119
Timberwolves 33  25   21   25  9   113

この放送も、まったくひどい内容でした。こういう見ごたえのあるゲーム
は、本当に全部見せてもらいたいのです。
ところが丸々第2Qがカットになってしまい、オロウワカンディとかザービアック
が活躍したところが見られず、この日このふたりはろくな活躍はなかったと
いう風に思えます。しかし、ザービアックはベンチから出場でも得点を挙げる
選手で、その得点シーンがあまりなかったのに16ポイントも上げており、
どういう伏線になっているのか、まったくわかりません。

流れ的には、第1Qで主戦級がリードをつくり、一旦はリードを作ったウルブス
ですが、徐々に追いつかれて第3Qでは完全にリードされるシーンもあり、
流れは完全にロケッツに行ってしまった。それを必至に追いすがり、何とか
エース級の活躍でOTに持っていった。が、そこまでですでに力尽き、ロケッツ
の得点力のよさが際立ちかわされてしまったそんなゲームでした。

それにしても、第4Qの攻防はまさにバスケットの醍醐味そのものでした。
マグレディが決めると、キャセールが返す。タイムアウトで一旦できた
7点差をガーネットが連続で得点して追いつく。
後半に入り、ウルブスは長距離が入らなくなります。それは見てのとおり、
セットポイントで待っている選手に余裕でパスが回らないからです。
スタミナが切れている
そんな印象です。最初からスプリューウェルの集中力の欠けたプレーや
センター不在的な戦いが気にはなっていました。それでも、キャセール
とガーネットは健在といった動きです。

後半の動きでガーネットが得点に絡むシーンが減り、インサイドで
得点できる選手がなく、ヤオミンに対してハッセルのワンオンワンという
ありえない選択が多くとられます。結果、ハッセルは退場。何度かヤオを
スピードで抜いてダンクまで決めましたが、それは本来のスタイルでなく、
彼のファウルアウトにつながったのです。得点もできずにファウルアウトした
オロウワカンディよりはるかにましですが、インサイドに切れ込んで得点
出来る選手が少ないだけに残念な結果です。これに対して長距離のスペシャリスト
のハドソン、ホイバーグらが決めていればもっと楽な展開に持って行けた
はずです。キャセールとガーネットだけでは、倒せない相手でした。

この日のマグレディはすばらしく、最初はディフェンスにぴったりとつかれて
得点も外からだけでしたが、段々相手のファウルが混んでくるとフリースロー
で徐々に追い詰め、第4Qはしつこいくらいマグレディ中心で行きました。
ファウルされると解ったら、とことんそれを利用してくるいやらしさも
持っています。ガーネットと対峙しても恐れない、そんなふてぶてしい自信と
ものすごい得点力が負けが混んでいるウルブスをホームで破るという形に
なりました。

マグレディはフォワードながら、自分でボールを持って行って、オフェンスも
自分で決めてしまいます。ダブルチームに来れば、ヤオミンに入れて得点に
つなげます。これがバーガンディのスタイルとも思えませんが、ヤオミンを
使う時間が長いということは、ある程度守備より得点力でカバーという方向
なのでしょう。ウルブスは、まったくリバウンドが取れず、簡単にセカンド
チャンスを与えすぎです。ちょっと先を読むプレーヤーが少なすぎです。

コメント
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