King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

新世代は彼ら レブロン対カーメロ

2005年02月14日 17時39分32秒 | バスケ
February 11, 2005
Gund Arena,
Cleveland, OH
Attendance: 20,562

FINAL    1    2   3   4    T
Nuggets    30  16  29   31   106
Cavaliers   29  27   20  25  101

ナゲッツのコーチは変わったので、全く違うゲーム
メークとなりました。敵地であのような戦いをするとは
まったく予想を覆す展開と相手を完全に捕捉してかわす
完璧なゲームプランと予測どおりのチーム全体が各選手の
役割とゲームプランの理解でそのとおりに動いて出来る
見事な試合でした。

以前のナゲッツは、若さと起動力に任せたスピードのみの
チームでした。ランアンドガンを武器にするチームはよく
有りますが、それを抑えるのはそれほど難しくありません。
最近のNBAを見ていると、客足がよくないのと得点が100点
以上という試合が増えていることに気が付きます。面白い
ゲームを見せなくてはいけないというプロとしての要請を
うけてサンズのような早くて派手なチームがやはり受けると
言うことでしょう。

ただスピードで交互にシュートを入れあったり、ダンクの
応酬もそればかりだと飽きてしまいます。それなりの中身を
必要とします。高い金を取るプロの試合ですから、ただの
ダンク合戦ならストリートでも見られるのですから。

この試合でもそうですが、客のバスケット理解度は高く、
ここが勝負どころと見ると客が皆立ち上がって、一気に
盛り上がりを見せます。私が現地で見たときもそうでした。
いいプレーには、客が応えます。逆にひどいプレーには鋭い
野次やプーイングと容赦ありません。

当然、客を楽しませないコーチや選手は、交代してしまいます。
まさにプロの世界です。この日のナゲッツのゲームは、丁度この
まえのサンズとキングスとの試合と同じです。前半打たせて
後半で骨を絶つようなそんな試合でした。前半だけ見ていると
レブロンのすごさばかり目立ち、控え選手の力のなさも見えました。
誤算としては、グッデンが負傷して前半と後半のほとんど出る
事が出来ないというアクシデントがあった事でしょう。

後半の出色はエースを完全に抑えなおかつ得意の速攻で追い込んでいく
作戦の切り替えとその作戦にチームとしての理解が浸透しているという
チーム力としてのパワーを感じました。ゲームの中継でしばしば
カーメロとレブロンを比較するデータ-が表示されたり、解説もそれに
触れたりしていました。実際にふたりがマッチアップしたりしましたが、
それで、完全に前半レブロンが勝っていると中継して、チームも
勝っていたのが、10点差以上の点差がついてそれが全てカーメロの
出来の悪さの様に言われたのが、後半全くレブロンを封じて、チーム
として速攻でどんどん点差を帰されて如何にも追い込まれているという
表情をするキャバリアースの選手たちの表情が印象的でした。
コメント
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