King Diary

秩父で今日も季節を感じながら珈琲豆を焼いている

江戸川乱歩賞

2005年05月13日 18時15分58秒 | 日々のこと
『13階段』この小説は、新聞の広告で読もうと思っていましたが、
買えずにそのままになっていたものです。連休前に古本屋の100円コーナーに
あったので購入しました。江戸川乱歩賞受賞作は、福井晴敏のトウェルブYO以来
チエックするようになりました。通勤の時間利用にはこういう内容の本が一番
あっています。

『13階段』はありそうな内容で、特に珍しい内容とかなく、無難なものです。
埋もれた寺とかプロット的にどこかに聞いた内容で引っかかりました。死刑の
話では、最近高校の教科書で先進国で死刑があるのは、アメリカと日本くらいの
ものだという話を聞き、ちょっとぞっとしました。私は死刑がいいとかそれで
犯罪が抑止できるとかいう話より、制度とか立法制度が日本は矛盾と妥協の
氾濫で、しっかりとした指導者やリーダーシップを持って今の日本を改革しよう
という気持ちもない、何でもいいやという状況を表しているように見えてしかた
ありません。
コメント
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