マブス対サンズかくしてかくきまり

May 20, 2005
American Airlines Center,
Dallas, TX
Attendance: 20,915

FINAL 　 1　　 2 　　 3 　 4　 　 OT 　 T
Suns 　 28 　 25 　24 　 34 　 19 　 130
Mavericks 32 30 　 22　 27 　15 　 126
カンファレンスセミファイナル第6戦をNHK-hiで見ました。
前半の眠たい状態の試合が、後半は色々ドラマを見せました。
このゲームはナッシュに限ります。ナッシュに尽きます。
そのナッシュをキューバンオーナーはどんな気持ちで見たでしょう。
そんな覗き趣味的なことまで考えてしまうナッシュの活躍です。
今年のサンズの活躍は、やはりナッシュが作り出したものです。

そのナッシュにまともにつけるやつがマブスにはいないのです。
小技の効く二流プレーヤーばかりを集めて実際大一番を勝ち抜く
力のある選手はいなかったとそう思ったのではないでしょうか。
ダンピアーがスタウダマイヤーを圧倒しても、ノウィツキーを
止められるやつがいなくても、ナッシュがボールを持っている限り
彼がペイントにペネトレートしてくれば、彼の意を受けたやつが
彼の思うところに行き、パスを受けあっさりと決めてしまう。
そう思って距離を置いて付こうものなら、ひょいと3Pが飛んでくる。
とまあ手がつけられません。

それにしても、ノウィツキー怒り爆発はわかりやすい自滅でしたね。
まあ怒るのは解らないでもないですが、まだオーバータイムがあるんだから
あそこでチームメイトに向けて怒ってはいけません。それもベンチに帰ってまで
怒り爆発はいただけません。まだ終わっちゃいないんだから。あれでは
真のエースとは言えませんね。オーバータイムで勝てるわけがありません。
そもそも逆転された第4Qの再逆転した時に流れはマブスで、勝てる目も出てきて
いたのです。それを演出したのももちろんエースノウィツキーに他なりません。
でもそこでへこたりなさは、サンズのが上でスタウダマイヤーはいないし、
Qの3はちっとも入らない、しかし使える選手を使うのがポイントガードです。
今日唯一使えたショーンマリオンにボールを合わせ決まる決まる。

これでサンズに対する守りはナッシュを止めればいいというがより
鮮明になりました。スパーズは当然そうしてくるでしょう。そして、
スパーズにはそれが出来るボーエンがいます。要注意ですね。サンズ対
スパーズも録画してあるんだ早く見なくちゃ。